出品中の商品に「いくらまで下がりますか?」と値下げ依頼があり、提示通りに価格を下げたのに購入されずモヤモヤした経験はありませんか?本記事では、メルカリで値下げに応じた後の“その後どうするか”について、出品者視点の判断基準と実践的対応策を解説します。
値下げ交渉後に購入されない理由とは?
まず、値下げに応じたにもかかわらず購入につながらない背景を整理しておきましょう。
ひとつは、購入希望者が「他の商品と比較中」であったり「とりあえず値下げだけ聞いておこう」という姿勢で交渉しているケースです。 [参照]
また、値下げ依頼=即購入という前提ではなく、依頼承諾後24時間以内に購入がないと価格変更の対象になるルールも存在します。 [参照]
価格を戻すべきか?出品者が取るべき判断ポイント
価格変更を戻すか、それともそのまま待つかを判断するために、以下の視点を使って検討しましょう。
- 値下げを承諾してからの経過時間:交渉から24時間以上購入がないなら「再価格見直し」が現実的です。 [参照]
- 他の購入希望者の有無:コメントや「いいね」が他にもあるなら、あえて待って別の購入者に売ることも。
- 商品状態・需要・在庫数:人気商品で在庫が少ないなら、価格を元に戻して次の購入者を優先する方策も。
実例として、「値下げ後2日待っても購入がなかったため、価格を元に戻したら次の購入希望者から即購入された」という出品者の報告もあります。 [参照]
待つメリットと価格を戻すメリット、どちらが良い?
それぞれの選択肢にはメリット・デメリットがあります。
〈待つメリット〉:交渉した相手が買う可能性を残せるため、即決したい購入者がいないときに有効です。反面、長時間待つと売れるタイミングを逃すことがあります。
〈価格を戻すメリット〉:他の購入希望者へ機会を提供でき、売れ行きを優先できます。ただし、交渉相手に対して失望感を与え、将来的な交渉付き合いに影響する可能性もあります。 [参照]
実践できる出品者向けマナー&コメント例
円滑に出品を進めるために、交渉・未購入時の対応マナーも押さえておきましょう。
- 値下げ承諾時に「〇〇円で承諾します。24時間以内に購入のない場合は価格を戻します」という期限を提示。 [参照]
- 購入に至らなかった場合には、「今回はご縁がなかったようです。また機会がありましたらよろしくお願いします」と一言コメントを残すと印象が良いです。 [参照]
- 値下げコメントを残しておくと、他の購入者が「この価格でいいんだ」と判断してしまうため、価格変更後は交渉コメントを削除するケースもあります。 [参照]
まとめ
メルカリで値下げ依頼に応じた後、購入されない場合には「待つ」か「価格を戻す」かのどちらかを選ぶことになります。重要なのは、販売機会を逃さず、自分の出品方針に沿った対応を取ることです。
交渉は“購入意思のある相手”に応じるという前提に立ち、期限を決めて行動すれば、出品者としても莫大なストレスを避けながら取引を進められます。


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