インスタグラムで芸能人の偽アカウントからDMが届いた場合、どのように対応すれば良いのか分からない方も多いと思います。今回は、偽アカウントから受けた怪しいDMに返信した後の対応と、個人情報が悪用されるリスクを防ぐ方法について解説します。
偽アカウントからのDMが届いた理由と注意すべきポイント
芸能人や有名人を名乗るアカウントから「感謝の気持ちを込めてLINEグループを開設しました」といったDMが届くことがありますが、このようなメッセージは多くの場合、偽アカウントによる詐欺行為です。特徴的なのは、参加条件が「年齢40歳以上」などの曖昧な条件を提示し、急いで返信を求める点です。
このようなメッセージにうっかり返信してしまうと、個人情報を不正に取得される危険性が高くなります。また、相手から要求された情報(年齢やLINEの表示名など)を教えてしまうと、後々トラブルに発展する可能性もあります。
個人情報が悪用されるリスクについて
LINEやInstagramなどのSNSで個人情報を教えてしまった場合、その情報が悪用されるリスクがあります。特に、偽アカウントは、メッセージを通じて相手の信用を得るために様々な手段を講じますが、その目的は詐欺行為や悪用であることが多いです。
個人情報が悪用される主なケースとしては、フィッシング詐欺や金銭を要求する手口、さらに個人情報を他の詐欺師に渡される可能性も考えられます。DMに返信してしまった時点で、その情報がどのように扱われるかは分からないため、注意が必要です。
LINEの友達追加に許可を出していない場合の影響
LINEの友達追加設定を「許可していない」場合でも、相手があなたのLINE IDを知っていれば、友達追加が可能です。もし「ブロック」や「非表示」にしていない場合、偽アカウントがLINEを通じて連絡を取ることはできますが、LINEの友達追加を許可していない場合は、相手があなたに直接メッセージを送ることはできません。
ただし、相手がLINEのグループ招待リンクを送信してくるなど、別の方法であなたを誘導してくる場合もあります。そのため、LINEの設定やセキュリティを見直し、不審なメッセージは無視することが重要です。
ブロックや報告を行った後の対策
もし、偽アカウントに気づいた場合、速やかに「ブロック」や「報告」を行うことが重要です。InstagramやLINEのアプリには、偽アカウントやスパムアカウントを報告する機能が備わっています。この機能を使うことで、今後同様の詐欺行為が他のユーザーに対して行われるのを防ぐことができます。
また、LINEの個人情報を削除したり、LINEのアカウント設定を変更することも防止策として有効です。さらに、今後は不審なメッセージには反応しないようにすることで、リスクを避けることができます。
まとめ:怪しいDMを受けたときの正しい対応方法
怪しいDMが届いた場合、速やかにそのメッセージを無視し、ブロックや報告を行うことが最も重要です。個人情報を教えた場合でも、早期に気づき対処することで、被害を最小限に抑えることができます。また、LINEやInstagramなどのSNSのセキュリティ設定を見直し、個人情報が漏洩しないように細心の注意を払いましょう。


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