レンタルサーバーを使って自作のHTMLウェブサイトを公開する際、404エラーが表示されることがあります。これは、ファイルや設定にいくつかの問題が潜んでいる可能性があります。この記事では、原因と解決方法についてわかりやすく説明します。
1. 404エラーの原因
404エラーは、指定されたURLに対応するページがサーバー上に存在しない場合に表示されます。レンタルサーバーでこのエラーが発生する原因には以下のようなことが考えられます。
- ファイルが正しいディレクトリにアップロードされていない
- ファイル名の綴りや拡張子が誤っている
- FTPでのアップロード時にファイルが正しく転送されていない
- サーバー設定が間違っている
2. 解決方法1: ファイルのアップロード先を確認
レンタルサーバーの設定によって、公開ディレクトリが決まっています。一般的には「public_html」や「www」などが多いですが、サーバーによって異なります。まずは、アップロードしたファイルが正しいディレクトリにあるかを確認してください。
3. 解決方法2: ファイル名と拡張子を確認
ファイル名が正しくない、または拡張子が間違っている場合、ページが表示されません。例えば、HTMLファイルが「index.htm」としてアップロードされていた場合、正しい拡張子「.html」に変更する必要があります。また、大文字と小文字が一致しないと404エラーが発生することがあります。
4. 解決方法3: FTP転送の再確認
FTPソフトを使ってアップロードした場合、ファイルが正しく転送されていないことがあります。再度FTPソフトを使って確認し、ファイルが正常にサーバーにアップロードされているかチェックしましょう。転送モードが「バイナリ」になっているかも確認してみてください。
5. 解決方法4: サーバー設定の確認
一部のレンタルサーバーでは、デフォルトの設定で「index.html」や「index.php」などの特定のファイルが自動的に表示されるようになっています。もしファイルが正しくアップロードされているにも関わらずエラーが出る場合、サーバー設定が影響している可能性があります。サポートに問い合わせて設定を確認することも一つの方法です。
6. まとめ
レンタルサーバーにアップロードした自作のHTMLサイトで404エラーが発生した場合、まずはファイルのアップロード先やファイル名、拡張子、転送方法を確認しましょう。それでも解決しない場合は、サーバー設定の確認やサポートへの問い合わせを行ってください。


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