スマホが LINE を使っていると、「トークのショートカットを作ろうとすると“既にあります”と出るのに、ホーム画面には見当たらない…」という状態に遭遇することがあります。この記事では、Android(特に Google Pixel 系端末)でこの現象が起きる原因と、ショートカットを正しく作成し直す方法を整理しています。
なぜ「既にあります」が出るのか?原因の整理
一見すると「ホーム画面にショートカットがないのに“既にあります”になる」と戸惑うと思いますが、主な原因は以下の通りです。
- 見えない/消えてしまったショートカットが既にホームに存在している:例えば別のページ・フォルダの中にある、または非表示状態になっている可能性。
- キャッシュやホームアプリ(ランチャー)のデータ不整合:ランチャーが過去のショートカット情報を保持しており、新規作成を拒んでいるケース。
- トークが「グループ」などで、ショートカットを作成できない仕様/制限がある場合:一部バージョンで「既にあると判断される」瑕疵報告もあります。
Pixel端末でショートカットを再作成する手順
以下の手順で「既にあります」と言われる状態から、正しくショートカットを作り直せる可能性があります。
- ホーム画面を左右スワイプして、他のページやフォルダに対象のショートカットが隠れていないか確認。
- ランチャーのキャッシュをクリア:設定→アプリ→「Pixelランチャー(または使用中のホームアプリ)」→ストレージ→「キャッシュを消去」。これでランチャーが所作をリセットする場合があります。
- LINEアプリから再作成を試す:対象のトークを開き、上部のメニュー(「︙」または「V」アイコン)→「ショートカットを作成」または「ホーム画面に追加」操作を実行してみます。 [参照]
- それでもダメな場合、既存のショートカット情報を削除:ホーム画面で何もない場所を長押し→「ホーム設定」→「ショートカット/ウィジェット管理」などを確認し、対象のトークのショートカットが残っていれば削除。次に再度作成します。
グループトークでショートカットが作れない・名前を変えられない場合の対応
グループチャットの場合、名前が変更できない仕様によりショートカット作成時に「既存扱い」になるケースがあります。
この場合、別名でトークを作り直したり、該当グループを一旦退出して再参加する方法もありますが、必ずしも推奨される手段ではありませんので、注意してください。
それでも解決しない時に試す追加策
上記で改善しない場合は以下のような追加策も有効です。
- 別のランチャーを一時的にインストールして確認(例:Nova Launcherなど)→ショートカットを作成できるかチェック。
- LINEアプリ・Androidシステムを最新版にアップデート。バグ修正で改善された事例もあり。
- 最終手段として、ホーム画面をリセット(「ホーム設定」→「ホーム画面をリセット」など)またはスマホ再起動後に再試行。
まとめ
「既にあります」と表示されてショートカットが作れない場合でも、多くは隠れたショートカットの存在・ランチャーのキャッシュ・グループトーク仕様によるものです。まずはホーム画面やフォルダを探し、ランチャーのキャッシュをクリアしてから再作成を試してみるのが効果的です。
それでも作成できない場合は、名前変更不可のグループトークという特性やショートカット仕様の制限を疑い、別の方法やランチャー切り替えも検討してみましょう。

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