Microsoft 365のOutlookで、メールや予定の通知をブラウザで受け取っているにも関わらず、デスクトップ通知が表示されないという問題に悩んでいる方は多いです。この記事では、Google Chromeを使用している場合の通知設定やトラブルシューティング方法について解説します。
Outlookのブラウザ通知が表示されない理由
Outlookの通知がデスクトップに表示されない場合、設定やブラウザ、OSの設定に問題があることが考えられます。まず、Google Chromeの設定を確認し、ブラウザが通知を許可しているかどうかを確認しましょう。さらに、Outlook側で通知機能が有効になっているかもチェックする必要があります。
通知が表示されない一般的な原因としては、ブラウザの通知設定が無効になっている、Outlookの通知設定がオフになっている、またはOSの通知設定が適切でない場合があります。
Google Chromeでの通知設定の確認方法
Google ChromeでOutlookの通知が受け取れるように設定を確認するには、以下の手順を行います。
- 1. Google Chromeを開き、右上の「3つの縦の点」をクリックして、設定メニューを開きます。
- 2. 左側の「プライバシーとセキュリティ」を選び、「サイトの設定」をクリックします。
- 3. 「通知」をクリックし、Outlookの通知を許可リストに追加します。
ここで「通知をブロック」のリストにOutlookが入っていないか確認してください。もしブロックされている場合は「許可」に設定を変更します。
Outlookの通知設定を確認する方法
Outlook自体で通知が有効になっているかを確認することも重要です。以下の手順でOutlookの設定をチェックしましょう。
- 1. Outlookを開き、右上の設定アイコン(歯車マーク)をクリックします。
- 2. 「すべてのOutlook設定を表示」を選択します。
- 3. 「通知」を選び、必要な通知(メール通知やカレンダー通知など)がオンになっていることを確認します。
特に「新着メールの通知」や「予定のリマインダー通知」がオンになっていることを確認してください。
OS側の通知設定を確認する方法
ChromeやOutlookの設定が正しく行われているにも関わらず通知が表示されない場合、OS側の設定も確認する必要があります。Windowsの場合、次の手順で通知設定を確認できます。
- 1. 「設定」から「システム」を選択し、「通知とアクション」をクリックします。
- 2. アプリと通知を管理するセクションで、OutlookやGoogle Chromeの通知がオンになっていることを確認します。
これで、OSが通知を表示するように設定されているか確認できます。Macの場合も同様に「システム環境設定」から「通知」を選び、適切に設定されているか確認します。
まとめ
Outlookの通知が表示されない問題は、Google Chromeの通知設定、Outlookの通知設定、そしてOSの通知設定のいずれかに問題がある場合が多いです。これらの設定を順番に確認し、必要な変更を行うことで、メールや予定の通知がデスクトップに表示されるようになります。問題が解決しない場合は、ブラウザやOSの再起動を試みると良いでしょう。


コメント