Windows 11で急にWi-Fi接続できなくなる問題に直面した際、焦ることなく落ち着いて対応することが大切です。今回は「インターネットアクセスなし」のエラーや、WLAN AutoConfigが停止している場合の解決策について解説します。
Wi-Fi接続できない原因と基本的なチェック項目
Wi-Fiが接続できない場合、まずは基本的なチェックから始めましょう。まず確認すべきは、他のデバイスが正常にWi-Fiに接続できているかどうかです。もし他のデバイスも接続できない場合、ルーターやモデムの設定を確認する必要があります。
次に、PC側での設定を確認します。Windows 11では、ネットワーク設定が誤って変更されている場合もあるため、ネットワーク設定を再確認することが重要です。
WLAN AutoConfigが停止している場合の対処法
「WLAN AutoConfig」が停止している場合、Wi-Fi接続ができなくなります。通常、WLAN AutoConfigはネットワーク接続を管理するために必要なサービスで、これが無効化されていると接続に失敗します。
手順としては、まずサービスを再起動してみましょう。手順は以下の通りです。
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「コンピューターの管理」を選択
- 「サービスとアプリケーション」>「サービス」を選択
- 「WLAN AutoConfig」を右クリックして「再起動」を選択
これでも解決しない場合、次にエラー126が表示される場合があります。このエラーが表示される場合は、ドライバーの更新や再インストールを試みるとよいでしょう。
ドライバーの更新と再インストール
Wi-Fi接続に必要なドライバーが正常にインストールされていない場合、インターネットに接続できません。エラー126が表示された場合、ドライバーに問題がある可能性が高いため、ドライバーの更新または再インストールを行います。
手順としては、デバイスマネージャーを開き、ネットワークアダプタを選択して「ドライバーの更新」を選択します。もしくは、ドライバーを一度アンインストールしてから再インストールを試みてください。
その他の可能性と解決方法
これらの方法でも解決しない場合、以下の点を確認してみましょう。
- Windows 11のアップデートが必要な場合があるので、最新のアップデートを確認してインストールする。
- PC側のネットワーク設定が誤って変更されている場合、ネットワーク設定をリセットしてみる。
- Wi-Fiルーター側の設定(SSIDやセキュリティ設定など)を確認。
まとめ
Wi-Fi接続できない問題にはいくつかの原因が考えられますが、冷静に一つ一つ対処することが重要です。WLAN AutoConfigの再起動やドライバーの更新、そしてネットワーク設定の確認を行うことで、ほとんどの問題は解決できるでしょう。それでも解決しない場合は、PCメーカーやネットワーク機器メーカーのサポートを受けることをお勧めします。


コメント