WordPressでウィジェットを更新しようとした際に「返答が正しいJSONレスポンスではありません」というエラーが発生することがあります。このエラーは、特にプラグインが最新でも解決できない場合があります。この記事では、このエラーの原因と解決方法について解説します。
エラーの原因は何か?
「返答が正しいJSONレスポンスではありません」というエラーは、WordPressとそのプラグインが通信できないときに発生します。具体的には、REST APIが正常に動作していない場合、ウィジェットの更新ができなくなることがあります。このエラーが発生する原因としては、以下のような要因が考えられます。
- プラグインやテーマの競合
- キャッシュが原因でAPI通信ができない
- サーバー側の設定(特にPHPのバージョンや設定)
- WordPressの内部設定やREST APIの設定が無効になっている
解決策1:パーマリンク設定を再保存する
最初に試すべき解決策は、WordPressのパーマリンク設定を再保存することです。これにより、REST APIが正常に動作するようになることがあります。手順は以下の通りです。
- WordPressダッシュボードにログイン
- 「設定」→「パーマリンク」へ移動
- 何も変更せずに、「変更を保存」をクリック
これでパーマリンク設定がリフレッシュされ、通信が正常に行われる場合があります。
解決策2:プラグインの競合を確認する
プラグインが原因で「返答が正しいJSONレスポンスではありません」というエラーが発生することもあります。特にキャッシュ系やセキュリティ系のプラグインが影響を与えている場合があります。
まずは、すべてのプラグインを無効化してからエラーが解消されるか確認します。もしエラーが解消されれば、プラグインの競合が原因です。その後、1つずつプラグインを有効にして、問題のプラグインを特定します。
解決策3:キャッシュのクリアとブラウザの確認
キャッシュが原因でエラーが発生する場合もあります。まず、WordPressキャッシュやブラウザキャッシュをクリアしてみましょう。特に、ブラウザのキャッシュが原因でJSONレスポンスが正しく受け取れないことがあります。
キャッシュのクリア後、もう一度ウィジェットを更新してみてください。もしこれで解決できた場合、キャッシュが原因であったことがわかります。
解決策4:サーバー側の設定を確認する
サーバー側の設定、特にPHPのバージョンや設定が問題である場合もあります。例えば、WordPressの動作に必要なPHPの拡張モジュールがインストールされていない場合、APIが正常に動作しません。
サーバーのPHPバージョンが最新であることを確認し、必要なPHP拡張がインストールされているかもチェックしましょう。ホスティングのサポートチームに問い合わせて、サーバー設定を確認してもらうことも有効です。
まとめ:エラーを解決して快適にWordPressを使う
「返答が正しいJSONレスポンスではありません」というエラーは、さまざまな原因で発生しますが、上記の解決策を試すことで多くの場合解決できます。パーマリンク設定の再保存やプラグインの競合確認、キャッシュのクリア、サーバー設定の確認など、順番に試していきましょう。
これらの方法で問題が解消し、WordPressが正常に動作するようになりますので、安心してサイトを運営できるようになります。
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