Wi-Fiを利用していると、接続するデバイスごとに異なるIPアドレスが割り当てられるのか、同じIPが使われるのか気になる方も多いでしょう。今回は、同じ店舗のWi-Fiを利用している場合、AさんとBさんが異なるIPアドレスを取得するのか、それとも共通のIPが振られるのか、またお店のWi-Fiの仕様によってIPアドレスが変わるかどうかについて解説します。
1. 同じWi-Fiを使用しているAさんとBさんのIPアドレス
基本的に、同じWi-Fiに接続しているデバイスには、それぞれ異なるプライベートIPアドレスが割り当てられます。これは、ルーターが各デバイスに一意のIPアドレスを振り分けるためです。AさんとBさんが同じWi-Fiネットワークに接続している場合、通常は異なるIPアドレスが割り当てられます。
2. 公共のWi-FiとプライベートIPアドレス
店舗などの公共Wi-Fiでは、通常、ルーターの設定によって各デバイスにローカルIP(プライベートIPアドレス)を割り当てます。これにより、ネットワーク上の各デバイスが異なるIPアドレスを持ちながら、インターネットへのアクセスは1つの共有IP(グローバルIPアドレス)で行われます。
3. Wi-Fiの接続を再試行するとIPアドレスは変わるのか?
Wi-Fiに再接続することで、IPアドレスが変わることがあります。これは、ルーターが動的IPアドレスを使っている場合に起こります。動的IPアドレスは、接続するたびに異なるIPが割り当てられる仕組みです。しかし、ルーターの設定によっては、再接続しても同じIPが割り当てられることもあります。
4. 店舗のWi-Fiの仕様による影響
お店のWi-Fiの仕様によって、IPアドレスの変更があるかどうかは異なります。もし店舗が「静的IPアドレス」を使用している場合、接続するデバイスに固定のIPアドレスが割り当てられます。一方、動的IPアドレスを使用している場合は、接続時に毎回異なるIPが割り当てられる可能性があります。
5. まとめ
Wi-Fi接続時、同じネットワークに接続しているAさんとBさんには異なるプライベートIPアドレスが割り当てられるのが一般的です。また、お店のWi-Fiに再接続した場合、IPアドレスは動的に変わることがあります。店舗のWi-Fiがどのような設定になっているかによっても、IPアドレスの割り当て方が変わることを理解しておくと良いでしょう。
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