iCloud Driveを誤ってオフにしてしまい、大切なファイルが消えてしまった場合、慌てずに復元の手順を試すことができます。iCloudの機能を最大限に活用すれば、失われたファイルを取り戻せる可能性があります。この記事では、iCloud Driveをオフにした後にファイルを復元する方法を解説します。
iCloud Driveをオフにした際に起こること
iCloud Driveをオフにすると、iCloudに同期されていたファイルがデバイスから一時的に非表示になります。ただし、ファイル自体は削除されるわけではなく、iCloudに保存されたままです。再度iCloud Driveをオンにすることで、これらのファイルが元に戻る可能性があります。
大切なのは、ファイルが完全に消えてしまったわけではないことです。適切な手順を踏めば、再度アクセスすることができます。
ファイルを復元する方法
iCloud Driveをオフにしてしまった後にファイルを復元するための方法は以下の通りです。
- iCloud Driveを再度オンにする: iCloud Driveを再度オンにすることで、iCloudに保存されているファイルがデバイスに同期されます。設定アプリを開き、「iCloud」→「iCloud Drive」をオンにしてください。
- iCloud.comから確認: iCloud Driveに保存されていたファイルは、iCloud.comにログインすることで確認できます。ブラウザを開き、iCloud.comにアクセスし、ファイルアプリを開いてみましょう。
- 「最近削除した項目」から復元: iCloud Driveでは削除したファイルが一定期間「最近削除した項目」に保存されています。これらのファイルは最大30日間復元可能です。iCloud.comまたはiOSデバイスのファイルアプリから確認し、復元を試みてください。
バックアップから復元する方法
iCloud Driveに保存していたファイルが完全に失われてしまった場合、iCloudバックアップから復元する方法もあります。定期的にiCloudバックアップを取っている場合、バックアップデータから失われたファイルを復元できることがあります。
バックアップから復元するには、デバイスを初期化してバックアップをリストアする必要があります。復元したいバックアップを選択し、復元作業を行います。ただし、この方法は一度デバイスの初期化が必要なので、慎重に行ってください。
iCloudストレージの確認
iCloud Driveをオフにした後でも、iCloudストレージ内にはファイルが保存されている可能性があります。iCloudのストレージを確認して、使用可能な容量や保存されているデータを確認することも重要です。
設定アプリから「[ユーザー名]」→「iCloud」→「ストレージ」をタップすることで、iCloudのストレージの状況を確認できます。ここでデータが正しく同期されているかもチェックしてみてください。
まとめ
iCloud Driveを誤ってオフにしてしまっても、ファイル自体は削除されるわけではなく、適切な方法で復元することが可能です。iCloud Driveを再度オンにする、iCloud.comから確認する、最近削除した項目をチェックする、バックアップから復元するなどの方法を試してみましょう。ファイルの復元には少しの手間がかかることがありますが、冷静に対処すればデータを取り戻せる可能性があります。
コメント