Googleフォトを外付けHDDやSSDに保存して、日付順に整理したいという場合の具体的な手順を解説します。この記事では、Google Takeoutを使用してGoogleフォトのデータをエクスポートし、EXIFデータを修正する方法を紹介します。
1. Google TakeoutでGoogleフォトのデータをエクスポート
まず最初に、Google Takeoutを使用してGoogleフォトのデータをエクスポートします。エクスポート後、ZIPファイルを全て解凍して1つのフォルダにまとめます。これで、次のステップに進む準備が整います。
2. JSONファイルの確認とEXIFデータの修正
エクスポートしたデータにはJSONファイルが含まれている場合があります。もしJSONファイルがあれば、C#ツールを使って日時を復元できます。もしJSONファイルがない場合は、ExifToolを使って「ファイル更新日時」をEXIFの撮影日時に書き込みます。
3. ExifToolを使って撮影日時を補正
ExifToolを使用して、JPEG、PNG、HEICの画像やMP4、MOVの動画ファイルに対して撮影日時を補正します。ExifToolは、ファイルのEXIFデータを操作するための非常に強力なツールです。これにより、すべてのメディアファイルの日時を正確に設定できます。
4. PowerShellでファイルを整理して外付けHDDに保存
次に、PowerShellを使用して、年・月ごとにファイルを仕分けて外付けHDDにコピーします。これにより、メディアファイルが日付順に整理され、見やすくなります。
5. 二重化と差分コピーでバックアップ
バックアップを取るために、2台目のHDDに対してrobocopyを使用して差分コピーを行い、データの二重化を実現します。これにより、万が一のデータ損失に備えることができます。
6. 最後にファイル数とEXIFデータを確認
整理したファイルの数やEXIFデータを最終確認し、すべてのデータが正しく整理されているかチェックします。このステップで、万全の準備が整います。
7. まとめ
Googleフォトから外付けHDDへのデータ保存と日付順整理は、手順を順守すれば誰でも簡単に実行できます。これにより、大量の写真や動画を整理して管理しやすくすることができます。
コメント