Googleフォトを複数の端末で使用する際に、特定の端末でのみ表示・バックアップを行い、他の端末では表示しないようにする設定方法と、不要な画像を削除する手順について解説します。
特定の端末でのみGoogleフォトを使用する設定方法
Googleフォトは、同一Googleアカウントで複数の端末からアクセスできますが、特定の端末でのみ表示・バックアップを行う設定は直接的には提供されていません。しかし、以下の方法で目的に近い設定が可能です。
- バックアップの無効化:各端末でGoogleフォトアプリを開き、右上のプロフィールアイコンをタップし、「フォト設定」から「バックアップと同期」を選択し、バックアップを無効にします。これにより、その端末からの新規写真のバックアップが停止します。
- バックアップ対象フォルダの選択:「バックアップと同期」の設定内で、「バックアップするデバイスフォルダ」を選択し、不要なフォルダのバックアップを無効にします。これにより、特定のフォルダの写真がバックアップされなくなります。
特定の端末でGoogleフォトを非表示にする方法
Googleフォトアプリ自体を非表示にすることはできませんが、以下の方法でアクセスを制限できます。
- アプリの無効化:端末の設定から「アプリと通知」を選択し、Googleフォトアプリを見つけて「無効にする」を選択します。これにより、アプリが使用できなくなります。
- アプリのアンインストール:端末からGoogleフォトアプリをアンインストールします。ただし、再インストールが可能な場合があります。
- アプリのアクセス権限の変更:端末の設定から「アプリと通知」を選択し、Googleフォトアプリの権限を変更して、必要な権限のみを付与します。
Googleフォトから画像を削除する方法
特定の端末で表示されている画像を削除するには、以下の手順を実行します。
- バックアップの無効化:前述の手順で、該当端末でのバックアップを無効にします。
- 画像の削除:Googleフォトアプリを開き、削除したい画像を選択し、ゴミ箱アイコンをタップして削除します。削除された画像は、30日以内であれば「ゴミ箱」から復元可能です。
- 「端末から削除」オプションの使用:画像を選択した後、メニューから「端末から削除」を選択すると、その端末からのみ画像が削除され、Googleフォトには残ります。
まとめ
Googleフォトを複数の端末で使用する際には、各端末でのバックアップ設定を適切に管理することが重要です。特定の端末でのみ表示・バックアップを行い、他の端末では表示しないようにするためには、バックアップの無効化やフォルダの選択、アプリのアクセス権限の変更などの方法があります。これらの設定を適切に行い、プライバシーを保護しましょう。
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