Cyotek WebCopyやHTTrackを使用してウェブサイトをコピーした際、たくさんのファイルが保存されますが、どのファイルがサイトの本体なのか分からないという問題はよくあります。この記事では、保存されたファイルを正しく開く方法と、主要なファイルについて解説します。
WebCopyやHTTrackで保存されるファイルの構造
これらのツールでサイトをコピーすると、通常はHTMLファイル、CSS、画像、JavaScript、フォントなど、ウェブサイトのすべての構成要素が分割されて保存されます。コピーされたファイルは、ウェブサイトの「ルートディレクトリ」に保存されたHTMLファイルが基点となります。
主なファイル名としては、サイトのトップページに相当する「index.html」や、「home.html」などが保存されることが一般的です。また、サブディレクトリに分かれて、画像(.jpg、.png)、スタイルシート(.css)、JavaScript(.js)ファイルが保存されることもあります。
サイト本体のファイルを見つけるには
サイトの本体ファイル、つまり最初に表示されるページを探すには、まず「index.html」または「home.html」などの名前のファイルを探します。これらのファイルをダブルクリックすると、保存したウェブサイトがブラウザで表示されます。
もし、「index.html」などのファイルが見つからない場合は、保存先のフォルダにある「index.htm」や「default.html」など、似た名前のファイルを確認してみてください。
ファイルをブラウザで開く方法
保存したファイルをブラウザで表示するためには、まずHTMLファイルを開く必要があります。保存したフォルダの中で、該当するHTMLファイル(通常は「index.html」)を右クリックし、「ブラウザで開く」を選択するか、そのファイルをブラウザにドラッグ&ドロップして開くことができます。
ブラウザが正しく表示されない場合、画像やスタイルシート、JavaScriptファイルのリンクが正しく設定されているかも確認してみましょう。リンクが相対パスで指定されている場合は、保存したフォルダ構成が正しいか確認します。
保存したウェブサイトをオフラインで閲覧するための設定
オフラインでウェブサイトを閲覧するために、HTTrackやWebCopyはリンクのパスを自動的に調整することができますが、画像やファイルのパスが正しくない場合は、手動で修正が必要になることがあります。
例えば、サイトが外部のリソースを参照している場合、インターネット接続なしではその部分が表示されません。その場合、リンクをローカルに保存されたファイルに変更する必要があります。
まとめ
Cyotek WebCopyやHTTrackでサイトをコピーした場合、まずは「index.html」などの最初のHTMLファイルを見つけ、ブラウザで開くことでサイトの本体を表示できます。また、ウェブサイトが正しく表示されない場合は、リンクのパスやリソースの設定を見直すことが重要です。
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