ブラウザでリンクをクリックした後、閲覧済みのリンクが紫色に変わる現象は、ブラウザが閲覧履歴を記録しているためです。この設定を変更して、ブラウザを閉じると閲覧前の青色に戻す方法について、Microsoft EdgeやFirefoxの設定方法を詳しく解説します。
1. ブラウザのリンク色の変更方法
リンクが紫色に変わるのは、ウェブサイトが「visited」スタイルを使って、リンクをクリックしたことを記録しているからです。このスタイルは、通常はブラウザのデフォルトの動作であり、リンクの色が変わることで、ユーザーが既に訪れたページを認識できます。
もしブラウザを閉じるとリンクが元の青色に戻したい場合、設定を変更する必要があります。Microsoft EdgeやFirefoxでは、これを管理するための設定は通常、ブラウザのキャッシュや履歴に関連していますが、直接的に「visitedリンクの色」をリセットする設定は存在しません。
2. Microsoft Edgeの設定方法
Microsoft Edgeで「visited」リンクの色を元に戻す方法は、通常の設定からはできませんが、ブラウザを閉じた際に履歴を消去することで回避することができます。
手順は以下の通りです。
- Edgeを開き、右上の「…」メニューをクリックし、「設定」を選択します。
- 「プライバシー、検索、サービス」タブを選び、「閲覧データのクリア」をクリックします。
- 「履歴」オプションを選び、「今すぐクリア」をクリックします。
これで、ブラウザを閉じるたびに履歴が消去されるため、リンクの色が元の青色に戻ります。
3. Firefoxの設定方法
Firefoxでも、リンクが紫色に変わるのは「visited」スタイルに基づいています。Firefoxでは、ブラウザを閉じると履歴が残るため、リンクの色は変わり続けますが、履歴を手動で消去することは可能です。
設定方法は以下の通りです。
- Firefoxを開き、右上のメニューから「オプション」を選択します。
- 「プライバシーとセキュリティ」タブを選び、「履歴」のセクションで「履歴を記録しない」を選ぶか、「履歴を閉じたときに消去する項目を選択」を選びます。
- 「履歴の消去」に関する設定を行うことで、リンクの色が変わらないように設定できます。
これで、Firefoxを閉じるたびに履歴を消去し、訪問履歴に基づくリンクの色変更を防ぐことができます。
4. 手動で履歴をリセットする方法
ブラウザの設定以外でも、リンクが紫色にならないようにするために、手動で履歴をリセットする方法もあります。例えば、ブラウザの「履歴」セクションから手動で訪問履歴を削除することで、訪問済みのリンクが青色に戻ります。
どちらのブラウザでも、訪問履歴を削除することでリンクが元の状態に戻りますが、自動化を希望する場合は、定期的に履歴を削除する設定を行うことが重要です。
まとめ
Microsoft EdgeやFirefoxでは、リンクの色が紫色になるのは「visited」スタイルが原因です。ブラウザを閉じた際に色が戻る設定は直接的にはありませんが、履歴を消去することで、リンクが青色に戻すことができます。定期的に履歴を消去する設定を行うことで、毎回手動で設定を変更する手間を省け、快適にブラウザを利用することができます。
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