FFFTPを使って、サーバーとPCのホストを同期している際に、サーバーにのみ存在するファイルを見つけたい場合があります。特に、メンテナンスなどでホスト側から不要なファイルが削除された場合、サーバー側に残っているファイルを把握する必要が生じます。この記事では、FFFTPを使用してサーバーにのみ存在するファイルを見つける方法について解説します。
1. FFFTPでサーバーとPCのファイルを比較する
FFFTPでは、サーバーとPCのファイルを簡単に比較する機能はありませんが、以下の手順でサーバーにのみ存在するファイルを確認できます。まず、FFFTPを起動し、サーバー側とPC側のディレクトリをそれぞれ表示します。
その後、サーバー側のディレクトリを右クリックして「更新」を選択し、サーバー上の最新の状態にします。これにより、ホスト側とサーバー側でファイルの差異が見やすくなります。
2. サーバーとPCのファイルを手動で比較する
FFFTPでは、サーバー側のファイルとPC側のファイルを手動で比較することもできます。PC側のファイルを全て確認し、サーバー側にのみ存在するファイルを手動でチェックします。この方法は少し手間がかかりますが、確実にファイルを比較することができます。
もし、差異が多くて手動で確認するのが困難な場合、FTPソフトの「同期」機能を活用するのも良いでしょう。
3. 同期機能を活用して差異を見つける
FFFTPには、ファイルの同期を行う機能があります。この機能を使用することで、PCとサーバー間で一致していないファイルを確認できます。同期機能を使って、PC側とサーバー側で一致していないファイルをリストアップし、その中からサーバーにしか存在しないファイルを特定することができます。
設定方法は、FFFTPのメニューから「同期」を選択し、比較するフォルダを指定します。これにより、簡単に差異を確認できます。
4. ホームページビルダーとの違い
ホームページビルダーなどのFTP機能では、サーバー上のファイルとPCのファイルを比較する機能が簡単に利用できましたが、FFFTPではそのような比較機能は標準では提供されていません。しかし、同期機能や手動での比較を活用することで、同様の作業を行うことができます。
FFFTPを使用する際、特にファイルの管理に関しては慎重に行うことが重要です。同期や手動での確認を組み合わせて、効率的に作業を進めましょう。
まとめ
FFFTPでサーバーにしか存在しないファイルを見つけるためには、サーバー側とPC側のファイルを手動で比較したり、同期機能を利用したりする方法があります。ホームページビルダーのような簡単な比較機能は提供されていませんが、適切な方法で作業を行えば、問題なくファイルの差異を確認することができます。
この方法を使いこなすことで、ファイル管理がより効率的に行えるようになります。
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