Windows 11でMicrosoft Defenderを有効にしたいが、セキュリティプロバイダーに「プロバイダーがありません」と表示されて有効化できないという問題に直面している方もいます。この問題は、以前にインストールされていたセキュリティソフトが原因であることが多いです。この記事では、360トータルセキュリティを削除後にMicrosoft Defenderを有効にするための解決方法を解説します。
360トータルセキュリティのアンインストール後に発生する問題
360トータルセキュリティをアンインストールした後、Microsoft Defenderを有効にするために必要な設定が自動的に戻らないことがあります。これは、アンインストール後に一部の設定ファイルやレジストリが残ってしまうためです。こうした残存ファイルが原因で、Microsoft Defenderが正しく認識されないことがあります。
また、アンインストールが完全に行われていない場合も、同様の症状が発生することがあります。
解決方法1: Windows セキュリティを手動で有効にする
まず、以下の手順でMicrosoft Defender(Windows セキュリティ)を手動で有効にする方法を試してみましょう。
- 「スタート」メニューを開き、「設定」を選択。
- 「プライバシーとセキュリティ」から「Windows セキュリティ」をクリック。
- 「ウイルスと脅威の防止」を選択し、「設定の管理」をクリック。
- 「リアルタイム保護」がオフになっている場合、オンに切り替えます。
これでMicrosoft Defenderが有効になる場合があります。
解決方法2: 残存したアンインストールファイルを削除する
もしMicrosoft Defenderが依然として有効にならない場合、360トータルセキュリティが残した設定ファイルやレジストリを手動で削除する必要があります。以下の手順で行えます。
- 「スタート」メニューを開き、「コントロール パネル」を検索して開く。
- 「プログラムと機能」から、残っているセキュリティソフトがないか確認。
- レジストリのクリーンアップツールを使用して、残存している関連データを削除します。
これにより、360トータルセキュリティの残存データを取り除き、Microsoft Defenderが有効に戻ることがあります。
解決方法3: セキュリティソフトの完全削除ツールを使う
もし手動での削除が難しい場合、360トータルセキュリティ専用の完全削除ツールを使用することをおすすめします。公式ウェブサイトからダウンロード可能で、このツールを使って完全にアンインストールを行うことができます。
完全にアンインストールできた後、Windows 11の「設定」からMicrosoft Defenderを再度有効化してみてください。
まとめ
360トータルセキュリティを削除後にMicrosoft Defenderを有効にできない場合、残存ファイルや設定が原因であることが多いです。手動で設定を変更したり、完全削除ツールを使用したりすることで、問題を解決できることが多いです。これらの方法を試して、再度Microsoft Defenderを有効化し、パソコンのセキュリティを保ちましょう。
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