BIGLOBEで1Gbpsの回線を契約しているにもかかわらず、WANリンクが100Mbpsで固定されている場合、いくつかの原因が考えられます。この記事では、その原因と対策について詳しく解説します。
1. 光ファイバーケーブルの劣化や損傷の可能性
最初に確認すべきは、ONUに接続されている光ファイバーケーブルの状態です。質問者様が指摘された通り、ケーブルの劣化や損傷が原因で、WANリンクが100Mbpsに制限されている可能性があります。ケーブルの状態が悪い場合、交換することで速度が回復することがあります。
2. ONUの設定画面での確認
ONU(PR-600M)の管理画面に「WAN 通信中(100Mbps 全二重)」と表示されている場合、設定や接続に問題があるかもしれません。まずは、設定画面でインターネット接続設定(特にIPv4 over IPv6の設定)を再確認し、必要に応じて再設定を行ってください。また、ファームウェアの更新がある場合は、アップデートも行いましょう。
3. プロバイダーの提供する設備に問題がないか確認
NTTやプロバイダが「正常」と言っている場合でも、実際に提供されている設備に問題があることもあります。特に、プロバイダー側の通信設備が正しく動作していない場合、速さに影響を与える可能性があります。プロバイダーに再度連絡し、設備の点検をお願いしてみましょう。
4. ルーター設定の確認
ルーターの設定によっても速度制限がかかることがあります。特に「IPv4インターネット未接続(PPP 認証エラー)」などのエラーメッセージが出ている場合、認証設定に問題がある可能性があります。再設定を行い、WANリンクの速度が1Gbpsに戻るか確認してみてください。
5. 他の機器や接続方法を試す
もしルーターが正しく動作していない場合、別のルーターを使用して接続を試みるのも一つの方法です。また、PCやその他の機器で直接接続しても同様の問題が発生するか確認することで、問題の切り分けが可能です。
まとめ
BIGLOBEの1Gbps回線でWANリンクが100Mbpsに制限される原因は、光ファイバーケーブルの劣化やONU設定の不具合など、さまざまな要因が考えられます。ケーブルや設定を再確認し、それでも解決しない場合は、プロバイダー側の点検や機器の交換を検討することをお勧めします。
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