Macの「写真」とiCloudの同期に関する設定について、意図せず同期がオンになってしまい、iCloudにアップロードされた写真の保存方法に困っている方が多いようです。特に、「コピーをダウンロード」オプションで保存する際に関する疑問がよく寄せられます。この記事では、iCloudとMacの「写真」アプリの同期に関する設定方法と、保存されるデータについて解説します。
1. iCloud同期による写真の保存場所について
iCloud同期がオンになっていると、写真はiCloudに保存され、Macのローカルストレージにはオリジナルのデータが保存されません。つまり、iCloudに保存された写真はMacで表示されますが、オリジナルデータ自体はクラウド上にのみ存在します。もし、iCloudから削除した場合、Macの「写真」アプリでも表示されなくなるため注意が必要です。
2. iCloud同期をオフにする際の対応
iCloud同期をオフにすると、同期されていた写真はMacに残るかどうかが気になる点です。基本的に同期をオフにすると、iCloudから削除された写真はMacにも影響を与えますが、「コピーをダウンロード」オプションを選ぶことで、オリジナルのデータをMacに保存できます。これにより、iCloudから写真を削除しても、Mac内にオリジナルの写真が保持されます。
3. コピーをダウンロードした後の保存場所とファイル名
コピーをダウンロードした際、保存場所は「写真」アプリ内ではなく、通常はMacの「ダウンロード」フォルダに保存されます。また、ダウンロードされるファイル名は「IMG_0000」のようなオリジナルのファイル名で保存されるため、後から整理することが可能です。ただし、アルバムの情報や、写真の位置(アルバム内の並び順)などは保持されません。
4. アルバム情報について
「コピーをダウンロード」でダウンロードした写真は、アルバム内の情報や分類は保持されません。そのため、アルバム内で整理されていた写真のグループが崩れることになります。アルバムごとの整理を保ちたい場合は、手動でMac内で整理する必要があります。
5. まとめ
iCloud同期をオフにすると、iCloudから削除された写真がMac上でも消えることを避けるためには、「コピーをダウンロード」オプションを使用するのが最も確実です。保存先は「ダウンロード」フォルダで、オリジナルのファイル名で保存されますが、アルバム情報は保持されません。これらの点に注意しながら、写真の管理を行ってください。


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