Dropboxの同期問題はよくあるトラブルの一つです。特に、再インストール後にローカルフォルダとリンクが切れてしまった場合、そのデータをどのように復元し、同期させるかが課題となります。本記事では、外付けHDDに保存したデータをDropboxに再同期させる方法を解説します。
1. Dropboxのフォルダ設定の確認
Dropboxを再インストールした後、Cドライブに新たにDropboxフォルダが作成された場合、元のフォルダとのリンクが切れてしまっている可能性があります。この場合、設定からDropboxフォルダの場所を変更することで、元のフォルダとのリンクを再設定することができます。
まずは、Dropboxの設定を確認し、リンク切れの状態を解消する方法を試しましょう。Dropboxのデスクトップアプリから、設定メニューの「アカウント」タブで「Dropboxフォルダの場所」を選択し、外付けHDDに保存されている元のフォルダのパスを指定します。
2. 外付けHDDに保存されたデータをDropboxに同期する方法
外付けHDDに保存されたDropboxのフォルダを、再インストール後にCドライブの新しいDropboxフォルダに同期させるためには、まずCドライブに作成された空のフォルダを無視し、外付けHDDのフォルダに新たにDropboxをインストールする必要があります。
その後、外付けHDD上のDropboxフォルダをDropboxデスクトップアプリから同期させることで、データをDropboxクラウド上にアップロードできます。この手順で、外付けHDDとDropboxの同期が再び可能になります。
3. クラウド上のデータとの同期について
外付けHDDに保存されたデータをDropboxと同期させる場合、クラウド上のデータと同期させる際に注意が必要です。特に、既にクラウド上に保存されているデータと重複しないように、新しいフォルダに保存するようにしましょう。
同期中にファイルの重複が起こると、予期せぬエラーが発生することがあります。クラウド上のファイルとローカルファイルが一致するように設定し、手動でアップロードしたデータが重複しないように管理することが重要です。
4. データのバックアップと同期設定を見直す
同期問題を解決する際、まずはデータのバックアップを取ることをおすすめします。重要なデータが失われることを防ぐため、Dropbox内のファイルをローカルにバックアップしてから、再同期の作業を行いましょう。
また、Dropboxの同期設定を見直し、データの保存場所や同期範囲を整理することで、今後のトラブルを予防できます。外付けHDDとクラウドの同期がうまくいくように、定期的な確認と整理を行うことが大切です。
まとめ
Dropboxの同期問題は、再インストール後やフォルダの場所変更によって発生することがあります。外付けHDDに保存されたデータをクラウドに同期させるためには、Dropboxの設定でフォルダの場所を変更したり、手動でファイルをアップロードする方法があります。データのバックアップをとりながら、同期設定を見直して問題を解決していきましょう。


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