iCloudのストレージ容量がいっぱいで困っている場合、写真をGoogleフォトに保存して削除した後でも空き容量が増えないことがあります。この問題の原因は何か、そしてどのように解決するかについて解説します。
1. 写真を削除した後もiCloudが満杯になっている理由
写真をGoogleフォトに移動した後、iCloudのストレージがまだいっぱいのままである場合、いくつかの原因が考えられます。まず、写真を削除しただけではiCloud上のストレージが即座に反映されないことがあります。削除した写真が「最近削除した項目」に移動し、そのまま一定期間(最大30日)保持されていることがあるため、完全に削除されるまで時間がかかることがあります。
さらに、iCloudには「バックアップデータ」や「アプリのデータ」など、写真以外のデータも保存されていることが多いです。これらのデータがiCloudの容量を消費しているため、写真を削除しても容量が足りないことがあります。
2. 「最近削除した項目」の確認と削除方法
iCloudに保存された写真は、削除後すぐに完全に消去されるわけではなく、「最近削除した項目」に移動して30日間保持されます。これらの項目が残っていると、空き容量が増えません。
「最近削除した項目」を完全に削除するには、次の手順を試してみてください。
- 「写真」アプリを開きます。
- 「アルバム」タブを選択し、「最近削除した項目」を探します。
- 「選択」をタップし、すべての項目を選んで「削除」を選びます。
これで、iCloudの容量をより効率的に解放することができます。
3. iCloudバックアップの確認と管理
iCloudは写真や動画だけでなく、iPhoneのバックアップデータも保存します。このバックアップは多くの容量を占めることがあるため、定期的に不要なバックアップを削除することが必要です。
iCloudバックアップを管理するには、以下の手順で確認・削除を行います。
- 「設定」アプリを開きます。
- 自分の名前をタップし、「iCloud」を選択します。
- 「ストレージ」を選び、「バックアップ」をタップして、不要なバックアップを削除します。
これにより、バックアップデータの容量を削減し、iCloudの空き容量を増やすことができます。
4. iCloudストレージの容量を管理するための追加対策
iCloudの空き容量を増やすために、他にもいくつかの対策を講じることができます。
- 不要なアプリのデータを削除する。
- iCloudドライブの不要なファイルやドキュメントを整理する。
- 必要ないメールを削除し、メールアプリのストレージを軽くする。
- iCloudのストレージプランを変更し、容量を増やす。
これらの方法を組み合わせて、iCloudの空き容量を確保することができます。
まとめ
写真をGoogleフォトに保存し削除した後でもiCloudの空き容量が増えない場合、削除された写真が「最近削除した項目」に残っていることや、バックアップデータが影響していることが原因です。これらを管理し、必要ないデータを削除することで、iCloudのストレージ容量を効率的に解放することができます。
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