Zoomのオンラインセミナーに参加する際、「Zoom用ネーム」や「パーソナルリンク名」という言葉を目にすることがありますが、これらがどのように異なるのか、またどちらを設定すべきかについて混乱している方も多いかもしれません。この記事では、これらの用語の違いや設定方法について詳しく説明します。
1. Zoom用ネームとパーソナルリンク名は別物
まず、Zoom用ネームとパーソナルリンク名は、全く異なるものです。Zoom用ネームは、セミナーや会議中に他の参加者に表示される名前を指します。これは「参加者名」や「表示名」とも呼ばれ、Zoomアプリ内で設定可能です。通常、この名前は本名ではなく、自由に設定できます。
一方、パーソナルリンク名は、Zoomミーティングの「パーソナルミーティングID(PMI)」に関連付けられたURLの一部です。これは、特定の個人のミーティングに参加するための固有のリンクを形成します。数字のIDが10桁のもので、無料版では変更ができません。
2. Zoom用ネームの設定方法
Zoom用ネームは、ユーザーが自由に変更できる名前であり、会議に参加する際に他の参加者に表示されます。これを変更するには、Zoomアプリの設定から「プロフィール」または「名前の設定」を選択し、表示したい名前を入力します。
会議に参加する際には、このZoom用ネームが他の参加者に表示されるため、適切な名前を設定することが推奨されます。
3. パーソナルリンク名とは
パーソナルリンク名は、Zoomの「パーソナルミーティングID」とは別の概念です。パーソナルミーティングIDは、個別のZoomアカウントに紐付けられた一意のID番号であり、このIDを使って参加する会議が確定します。通常、このIDを使用するURL(「https://zoom.us/j/」で始まるURL)を用いて、参加者がZoomミーティングに参加します。
パーソナルリンク名は、このURLに付けるカスタマイズ可能な部分です。ただし、無料プランではこの部分を変更することはできません。
4. 参加時の名前とリンク名について
セミナーや会議に参加する際、「Zoom用ネーム」と「パーソナルリンク名」は、それぞれ異なる役割を果たします。Zoom用ネームは会議内で他の参加者に見える名前であり、パーソナルリンク名は特定のミーティングに参加するための識別用URLの一部です。
そのため、参加時には適切なZoom用ネームを設定しておくことが重要です。パーソナルリンク名は、通常、参加時に意識することは少ないですが、もしカスタマイズが必要な場合は、Zoomの有料プランで設定が可能です。
まとめ
Zoom用ネームとパーソナルリンク名は異なるものであり、それぞれに設定すべき場所や役割があります。Zoom用ネームは、会議中に表示される名前として変更でき、パーソナルリンク名は、ミーティングIDに関連付けられたURLの一部として使用されます。これらをしっかり理解して、適切に設定することで、Zoomでの参加がスムーズに行えます。
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