停電や落雷によってインターネット接続に問題が発生することがあります。特に、IPv4接続ができず、IPv6接続ができる状態になることがあります。この記事では、WiFiルーターやONU(モデム)の設定を見直す方法、接続が途絶えた原因を特定する手順について解説します。
IPv4接続ができない原因と対処法
停電後、インターネットの接続が不安定になる場合、主に以下の原因が考えられます。
- ルーター設定のリセット – 停電によりルーターがリセットされ、設定が初期化された可能性があります。これにより、IPv4接続ができなくなることがあります。
- IPアドレスの取得失敗 – IPv4接続でIPアドレスが正常に取得できていない場合、接続が途絶えることがあります。
- ONUやモデムの問題 – ONUやモデムの再起動後も接続がうまくいかない場合、モデムが正しく機能していない可能性があります。
これらの問題を解決するために、まずはルーターやモデムの設定を確認し、必要に応じて再設定を行うことが重要です。
WiFiルーターのブリッジモード設定について
「ブリッジモード」に変更した場合、WiFi接続は問題なく使えるが、有線接続ができないという問題が発生することがあります。ブリッジモードは、ルーターの機能を一部無効化し、WiFiの信号を中継する機能を優先させるため、有線接続が無効になってしまうことがあります。
もし有線接続も必要であれば、ルーターを「ルーター機能モード」に戻し、再度設定を行う必要があります。これにより、WiFiと有線接続の両方が使用可能になるはずです。
TPリンクのWiFiルーターでの接続修復方法
TPリンクのWiFiルーターを使用している場合、接続問題を解決するために試すべき手順は以下の通りです。
- ルーターの再起動 – ルーターの電源を切り、数秒待ってから再起動します。
- IPアドレスの設定確認 – ルーターの管理画面にログインし、IPv4とIPv6の設定が正しいか確認します。
- ファームウェアのアップデート – ルーターのファームウェアが古い場合、最新バージョンにアップデートします。
- WiFi設定の確認 – WiFiのチャンネルやセキュリティ設定が正しいか確認し、必要であれば設定を変更します。
これらの手順を試すことで、接続の問題が解決することがあります。
ONUやモデムの確認方法
ONU(光回線終端装置)やモデムが正常に機能していない場合、接続に問題が発生することがあります。以下の手順で確認できます。
- モデムの再起動 – モデムの電源を切り、数秒後に再度電源を入れます。
- モデムランプの確認 – モデムのランプが正常に点灯しているか確認します。緑の点灯が確認できれば正常ですが、点滅や赤ランプが点灯している場合は、モデムに問題がある可能性があります。
- 接続確認 – モデムとルーターの接続ケーブルが正しく接続されているかを再度確認します。
モデムに問題がある場合は、プロバイダーに連絡して確認することが必要です。
まとめ
停電後にインターネット接続が不安定になる原因は、ルーターやモデムの設定ミス、IPアドレスの取得失敗、または機器の問題にあることが多いです。まずはルーターやモデムの再起動、設定の確認を行い、それでも問題が解決しない場合はプロバイダーに問い合わせることが必要です。これらの対策を試すことで、WiFiと有線接続の両方を正常に利用できるようになります。
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