LINEのバックアップにはいくつかの方法があり、特にiCloudバックアップとアプリ内でのトークバックアップがよく混同されがちです。今回はそれぞれの違いと、iCloudバックアップが容量を占めている場合に削除しても問題ないかどうかについて詳しく解説します。
1. LINEアプリ内のバックアップとiCloudバックアップの違い
LINEアプリ内のバックアップは、主にトーク履歴やメディア(画像、動画、音声メッセージなど)をバックアップするための機能です。これに対して、iCloudバックアップはiPhone全体のバックアップを取る方法で、LINEアプリ内のデータも含まれます。iCloudバックアップを使ってデータを復元する際は、LINEのデータも一緒に復元されますが、LINEのバックアップ単体で行うわけではありません。
簡単に言えば、LINEアプリ内のバックアップはLINE内のデータに特化しており、iCloudバックアップはiPhone全体のデータをバックアップするための方法です。
2. iCloudバックアップの容量について
iCloudバックアップが大きな容量を占めることがあります。特に、iCloudには無料のストレージ容量が5GBしかなく、写真やアプリのデータが増えると、すぐに容量がいっぱいになります。LINEのバックアップもその一部として保存され、容量を圧迫することがあります。
iCloudバックアップに含まれているLINEのデータは、アプリ内でバックアップを取ったトーク履歴やメディアが含まれますが、削除してもiPhoneのデータに影響を与えることはありません。ただし、iCloudバックアップを削除すると、復元ができなくなる可能性があるため注意が必要です。
3. iCloudバックアップの削除方法と注意点
iCloudバックアップが不要になった場合、ストレージを節約するために削除することができます。iCloudからバックアップを削除する手順は以下の通りです。
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「ユーザー名」をタップし、「iCloud」を選択
- 「iCloudストレージ」を選択し、「バックアップ」を選択
- 不要なバックアップを選んで「削除」をタップ
削除後、iCloud上のバックアップはもう復元できませんので、バックアップが必要であれば新たにバックアップを作成することをお勧めします。
4. まとめ
LINEのバックアップにはアプリ内でのトーク履歴のバックアップと、iCloudバックアップがあります。iCloudバックアップはiPhone全体のデータをバックアップする方法で、LINEのデータも含まれるため、容量が大きくなることがあります。不要なバックアップは削除できますが、削除後は復元ができないことを理解してから行いましょう。
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