iPhoneに保存された写真や動画を、iCloudを通じて外付けHDDに移動する方法についての疑問にお答えします。特に、iCloudの写真を外付けHDDに移動しようとするときに発生する問題や、ローカルディスクの容量制限に関する悩みを解決するための方法をご紹介します。
iCloudのデータを外付けHDDに移動する際の問題点
iCloudに保存されている写真や動画を外付けHDDに移動しようとした際、ローカルディスクの容量が減ってしまう問題に直面することがあります。これは、iCloudで同期されているファイルがまずローカルディスクにダウンロードされ、その後外付けHDDにコピーされるというプロセスに起因しています。
iCloudからデータをコピーする際に、ローカルディスクの容量を消費してしまうため、ローカルディスクが満杯に近い状態でコピーを試みると、必要なファイルをすべて移動することができません。この問題は、iCloudのデータ同期方式によるものです。
外付けHDDに直接iCloudデータを移動する方法
残念ながら、現時点ではiCloudの保存先を直接外付けHDDに指定することはできません。iCloudアプリで同期されるデータは、まずローカルディスクに保存され、その後に外付けHDDに移動する必要があります。これにより、最初にローカルディスクの空き容量が必要となります。
そのため、ローカルディスクの容量を確保した後、iCloudからデータを手動で外付けHDDに移動する手順が必要です。
ローカルディスクを使わずにバックアップする方法
もし、ローカルディスクの容量を使わずにiCloudデータをバックアップしたい場合は、いくつかの代替手段があります。例えば、iCloud.comを使ってブラウザから直接データをダウンロードし、外付けHDDに保存することができます。この方法では、iCloudアプリを通さず、直接外付けHDDに保存できます。
また、iCloud DriveのデータはiCloud.comから直接外付けHDDにコピーすることができるため、写真や動画以外のデータについてはこの方法が適しています。
PCの容量不足の解決策
もしPCのローカルディスクの容量不足が問題となっている場合、より大きな容量のPCを購入するのも一つの選択肢ですが、外付けHDDをうまく活用する方法も考えられます。外付けHDDのデータをiCloudと同期させることで、PCのローカルディスクに依存せずに、外付けHDDにデータを保存できるようになります。
さらに、クラウドストレージの容量を増やすことや、他のクラウドサービスと併用してデータをバックアップすることも検討すると良いでしょう。
まとめ
iCloudのデータを外付けHDDに移動するには、ローカルディスクの容量が必要です。iCloudの保存先を直接外付けHDDに指定することはできませんが、手動でデータを移動する方法や、iCloud.comを活用することで、効率的にデータを保存することができます。もしPCの容量が不足している場合は、外付けHDDを有効に活用する方法を検討してみましょう。
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