iCloudとGoogleフォトを両方課金して使用していたが、Googleフォト一本にしたいという場合、iCloudからGoogleフォトへの移行が終わった後、iCloudをダウングレードしても問題ないかという疑問が生じることがあります。この記事では、iCloudをダウングレードしても問題ないかの判断基準や注意点を解説します。
1. iCloudからGoogleフォトへの写真と動画の移行
まず、iCloudからGoogleフォトへの写真と動画の移行が完了したとのことですが、これは重要なステップです。Googleフォトに写真と動画を保存した場合、それらはGoogleのサーバー上で安全に保管されるため、iCloudからデータが削除されても問題はありません。
ただし、iCloudに保存されている他のデータ(例えば、連絡先やカレンダー、メール、メモなど)はGoogleフォトでは管理されていないため、そちらを別の方法でバックアップする必要があります。
2. iCloudのダウングレードについて
iCloudをダウングレードすることで、料金プランを低く抑えることができます。写真と動画の移行が完了し、iCloudに保存するデータが少ない場合、iCloudの容量を削減することは問題ありません。しかし、iCloudの他の機能(例えば、iCloud Driveやバックアップなど)を引き続き利用したい場合は、ダウングレードの際にどの機能が制限されるかを確認することが重要です。
また、iCloudのバックアップ機能は、iPhoneの設定やアプリデータ、メッセージなどのバックアップを取るためのものです。これを利用しない場合は、iCloudの容量を減らしても問題ないでしょう。
3. 写真と動画以外のデータについて
質問者は、写真と動画以外ではパスワードくらいしか重要なデータがないとのことですが、iCloudでは「iCloudキーチェーン」という機能でパスワードが保存されています。もしパスワードやアカウント情報をiCloudキーチェーンに保存している場合、そのバックアップは引き続きiCloudで管理する必要があります。
もし、Googleや他のサービスを使ってパスワード管理を行っている場合は、iCloudキーチェーンをオフにすることができます。
4. Googleフォトの注意点
Googleフォトは写真や動画の保存に便利なサービスですが、無料プランには制限があります。特に、Googleフォトで「高画質」モードを選んだ場合、無制限に保存できるわけではなく、保存容量が制限されることがあります。写真や動画をGoogleフォトに保存する際には、ストレージ容量を確認し、必要に応じて有料プランを選ぶことをおすすめします。
Googleアカウントで保存するデータをしっかり管理することが大切です。
5. まとめ
iCloudからGoogleフォトへの移行が完了し、写真と動画がGoogleフォトに保存されていれば、iCloudをダウングレードしても問題ありません。ただし、iCloudのバックアップや他のデータの保存に関しては別途確認が必要です。iCloudのストレージを削減することで、無駄な料金を支払うことを避けることができます。
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