詐欺サイトでクレジットカード情報を入力する際、特に気をつけるべき点として、ブラウザやスマホの自動入力機能に保存されたカード情報が不正に取り出される可能性があります。この記事では、詐欺サイトでクレジットカード情報が漏れるリスクについて解説し、どう対策すればよいのかを説明します。
クレジットカード情報が漏れるリスクについて
詐欺サイトにアクセスし、クレジットカード情報を入力する際に最も怖いのは、スマホやPCに保存された情報が悪用されることです。特に、Safariなどのブラウザにはクレジットカード情報を保存する機能があり、入力ボックスをタッチすると自動的に入力候補として保存された情報が表示されます。
この時、カード番号の下4桁やカード会社名(例えば「VISA」)が表示されることがありますが、これが詐欺師にとって有益な情報となり、悪用されるリスクが高まります。
入力候補の情報が表示された場合、どうなるのか?
入力候補が表示されるのは、あくまでもブラウザやアプリに保存されている情報です。もし、意図せずそれらの情報が表示され、送信ボタンを押すと、クレジットカードの詳細情報が詐欺サイトに送信されてしまう可能性があります。
仮に、カード番号の下4桁や種類(例えば「VISA」)だけを入力しても、セキュリティが甘いサイトでは、その情報を基に悪用されることがあるため、非常に危険です。
どう対策するべきか?
詐欺サイトでクレジットカード情報を入力しないためには、以下の対策を取ることが非常に重要です。
- 1. 不審なサイトではクレジットカード情報を入力しない:常に、URLが正しいか確認し、怪しいサイトでは決してクレジットカード情報を入力しないこと。
- 2. 自動入力機能をオフにする:スマホやPCでのブラウザ設定を見直し、クレジットカード情報を保存しないように設定します。これにより、誤って自動的に情報が入力されるリスクを減らせます。
- 3. セキュリティソフトや二段階認証を導入する:ネットバンキングやオンラインショッピング時にセキュリティを強化するため、必ずセキュリティソフトを導入し、二段階認証を有効にしましょう。
まとめ
詐欺サイトでクレジットカード情報を入力してしまうリスクは、ブラウザやアプリに保存された自動入力機能によって高まります。情報漏洩を防ぐためには、信頼できないサイトでは決して個人情報を入力せず、セキュリティ設定を見直すことが必要です。また、ブラウザやアプリの自動入力機能を無効化し、常にセキュリティを意識した行動を心掛けましょう。
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