Amazonで大口出品を開始し、自己発送を行う場合、配送設定や送料の設定に関していくつかの疑問が生じることがあります。特に、ヤマト運輸を指定したい場合や、送料の設定がどのように行われるかについて詳しく知りたい方も多いでしょう。本記事では、Amazonで自己発送を行う際の配送パターン作成方法や、送料の設定方法について解説します。
自己発送での配送パターン設定
大口出品を利用して自己発送を行う場合、配送設定でヤマト運輸を選択することは可能ですが、設定に関していくつか注意点があります。特に「自己発送元」と「Amazon倉庫」を選択しなければならないことに戸惑う方も多いです。これは、Amazonのシステムが「Amazon管理」を指定しているためであり、自己発送であっても一部の設定はAmazonのガイドラインに従う必要があります。
自己発送でヤマト運輸を選択する場合、配送元住所を入力し、ヤマト運輸の伝票に必要な情報を手動で記入することになります。なお、Amazonのシステムから伝票を印刷することはできませんので、事前にヤマト運輸で必要な伝票を準備する必要があります。
送料の設定方法と注意点
送料の設定に関して、以下のような点に注意する必要があります。
- 送料の金額設定: 送料はデフォルトで「0円」と設定されていることが多いため、設定画面で手動で送料を入力する必要があります。送料を別途設定することで、商品価格に送料が含まれる形にすることが可能です。
- 地域別送料の設定: 一部の地域（北海道・沖縄・離島など）には追加送料を設定する必要があります。例えば、標準送料に500円を追加する形で設定することが一般的です。これにより、遠方地域への発送でも適切な料金を設定することができます。
- 送料無料設定の注意: 「送料無料」がデフォルトで設定されている場合、その設定を変更することで送料を加算することができます。送料無料を希望しない場合は、送料欄を手動で設定して、実際の送料を反映させる必要があります。
商品登録と価格設定について
商品登録の際、価格を入力した後に「デフォルトの配送パターン」を選択すると、商品価格に送料が含まれてしまうことがあります。送料を別途設定する場合は、商品価格を入力後に別途送料を設定し、最終的に送料込みの価格を表示しないように設定することが重要です。
また、同じ商品を販売している他の出品者の送料設定が100円の場合、その理由は多くの場合「特定の契約」や「送料無料設定」などの特殊な設定によるものであるため、送料100円が必ずしも全ての出品者に適用されるわけではありません。
まとめ
Amazonで自己発送を行う場合、配送パターンや送料設定に関しては慎重に設定を行う必要があります。ヤマト運輸を選択する際には、伝票の手書き記入が必要であり、送料の設定も手動で行う必要があります。特に、送料の設定を別途行うことで、遠方地域に追加料金を設定したり、送料無料の設定を変更したりすることができます。これらの設定を正確に行うことで、スムーズに発送作業を行うことができます。
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