iPhone本体に保存していた15GB程度の写真をGoogleフォトに移行した際、容量が5GBほどに減少したという質問をよく見かけます。この現象はなぜ起こるのでしょうか?この記事では、その理由と、写真が消えていないか確認する方法について解説します。
Googleフォトの圧縮機能と容量減少の関係
Googleフォトに写真をアップロードする際、標準の設定では「高画質モード」が適用されることがあります。この設定では、写真が圧縮されてサイズが小さくなるため、容量が減少することがあります。高画質モードでは、写真や動画のサイズは元のものよりも小さくなりますが、画質は高いまま保存できます。
そのため、iPhoneの元の写真が高画質で保存されていたとしても、Googleフォトにアップロードすると容量が減少するのは圧縮によるものです。
「オリジナル品質」での保存方法
もし元の画質をそのまま保持したい場合は、Googleフォトの設定で「オリジナル品質」を選択することができます。この設定を選ぶと、写真は圧縮されず、オリジナルの解像度で保存されます。これにより、容量は元のままで保存できますが、Googleアカウントに設定されているストレージの制限内で保存されるため、容量を使い切らないように注意が必要です。
オリジナル品質でアップロードする方法は、Googleフォトアプリの設定から簡単に変更できますので、高画質を保ちたい場合はチェックしてみましょう。
写真が消えていないか確認する方法
もし容量が減ったことに不安を感じている場合、写真が完全に消されてしまったわけではありません。Googleフォトに写真をアップロードした後、クラウド上で確認できるはずです。もし見当たらない場合は、インターネットに接続していないなどの理由で同期が完了していない可能性も考えられます。
また、アップロードされた写真の「詳細」や「サイズ」を確認することで、圧縮された状態でアップロードされているかどうかを確認できます。もし心配な場合は、「オリジナル品質」でアップロードし直すことが可能です。
まとめ
iPhoneからGoogleフォトに写真を移行した際、容量が減少する理由は、Googleフォトの「高画質モード」による圧縮が原因です。元の画質を保持したい場合は、「オリジナル品質」の設定に変更することができます。また、写真が消えたわけではなく、クラウドにアップロードされていることがほとんどです。容量の減少が気になる場合は、設定を調整して写真を再アップロードしてみてください。
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