Raspberry Piを使ってインターネット経由でSSH接続を行おうとしたところ、突然接続できなくなることがあります。この記事では、その原因と解決方法について説明します。
1. SSH接続ができない原因の一般的な確認ポイント
まず、SSH接続ができない理由として最も多いのはネットワーク設定の不具合です。特に、ファイヤーウォールやポートフォワーディング、ルーターの設定ミスが原因である場合が多いです。
2. Raspberry Piのネットワーク設定を確認する
最初に試すべきなのは、Raspberry Pi側のネットワーク設定です。/etc/resolv.confファイルをチェックし、DNSの設定が正しいかを確認します。pingを使用してインターネットに接続できるかも試してください。8.8.8.8にpingを送信して到達できるか確認し、もしできなければネットワークが正しく設定されていない可能性があります。
3. ルーター設定とポートフォワーディングの確認
次に、ルーター設定を確認します。ポートマッピングが正しく設定されているか、SSH接続用のポート(通常はポート22)が開放されているかを確認してください。ポートフォワーディングが正しく設定されていないと、外部からRaspberry Piにアクセスできません。
4. ファイヤーウォールとセキュリティ設定
ファイヤーウォールをインストールした場合、それがSSH接続に影響を与えている可能性もあります。ファイヤーウォールがインターネット経由のSSH通信をブロックしていないか確認してください。必要であれば、ファイヤーウォールを一時的に無効化して接続を試みてください。
5. まとめと再確認すべき事項
接続ができない原因としては、ネットワーク設定、ルーター設定、ファイヤーウォールの設定が考えられます。Raspberry Piとネットワーク機器の設定を再度確認し、接続を試みることで問題が解決することが多いです。それでも解決しない場合は、ISP側に問題がある場合もあるため、確認してみましょう。
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