OneDriveのフォルダにパスワードを設定した場合、同期されるPCへの影響と対処法

クラウドサービス

OneDriveを利用している際、異なるPCに同じMicrosoftアカウントでログインしている場合に、片方のPCでOneDrive内のフォルダにパスワードを設定した場合、その設定がもう一方のPCにも影響を与えるかどうか、そして当該PCのみでパスワードを設定する方法について解説します。

OneDriveのフォルダにパスワードを設定するとどうなるか

OneDriveはクラウドストレージサービスであり、複数のデバイスと同期を行います。もし、OneDrive内のフォルダにパスワードを設定した場合、その設定は同期されたすべてのPCに影響を与える可能性があります。特に、Microsoftアカウントで同一のOneDriveを使用している場合、設定したパスワードは全ての端末に適用されます。

特定のPCのみでパスワードを設定する方法

現時点で、OneDrive自体に「フォルダごとに異なるパスワードを設定する」オプションは存在しません。ただし、次の方法で対処することが可能です。

  • 「ローカルPC上でのみパスワード保護をかけたい場合」: ローカルのファイルやフォルダにパスワードを設定するには、Windowsの「ビットロッカー」やサードパーティ製の暗号化ツールを使うと良いでしょう。
  • 「クラウド内で保護したい場合」: OneDriveの同期フォルダを別のユーザーと共有し、そのユーザーのみにアクセス権を与えることも一つの方法です。これにより、他のPCでそのフォルダを開けないように設定できます。

パスワード保護以外のセキュリティ対策

OneDriveに保存されているファイルのセキュリティを強化したい場合、パスワード以外にもいくつかの方法があります。例えば、二段階認証を有効にすることで、ログイン時にさらなる保護を追加できます。Microsoftアカウントのセキュリティ設定から簡単に有効化できます。

まとめ

OneDriveで特定のPCのみのパスワード保護は現時点では直接的にはできませんが、Windowsのローカル機能や共有設定を使うことで、セキュリティ対策は可能です。より高いセキュリティを求める場合は、二段階認証の利用や暗号化ツールを活用するのが効果的です。

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