ThunderbirdでOneDriveリンクが文字リンク(フォルダ名)にならなくなった原因と対処法まとめ

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ThunderbirdでOneDriveの共有リンクを貼付けた際に、従来のようにフォルダ名の文字リンクとして表示されず、URLすら貼り付けられない現象が起きる場合、その原因と対策について整理した記事です。

フォルダ名付きリンクが消えた原因

以前はOneDriveからリンクをコピーして本文に貼り付ければ、自動でフォルダ名付きのハイパーリンク表示になっていました。しかし、現在ではThunderbirdがリンク文字列を「貼り付け不可」、あるいはそのままテキスト化するケースが増えています。

これはOneDrive側のリンクCopy仕様変更、またはThunderbirdの自動リンク生成ロジックの更新によって起きている可能性が高く、どちらかがリンクのHTMLタグを無効化してしまっていると考えられます。

なぜメモ帳経由なら貼り付くのか?

メモ帳を介してコピー&ペーストすると、HTML形式ではなくプレーンテキストとしてURLを一度クリアにされるため、Thunderbirdが再びそれを通常のリンクとして認識し、貼り付けられるようになります。

しかし、この方法でも文字リンク(フォルダ名付き)にはならず、URLそのままの表示となることが多いです。

ThunderbirdとOneDriveどちらの変更か?

現在のところ、Thunderbird側に「特定のURLに対する自動リンク化を停止する設定」は公式には見当たりません([turn0search0]/ [turn0search5]/ [turn0search4]).

つまり、OneDrive提供元側がリンクテキストの構造を変更した可能性が高く、その影響でThunderbirdの自動リンク化機能が反応しなくなったと考えられます。

昔のようなフォルダ名リンクを復活させる方法

HTMLメールを手動で編集する方法があります。リンクを貼りたい文字を選び、メニューの「挿入→HTML」からフォルダ名という形式でタグを直接編集すれば、文字リンクとして表示可能です([turn0search0]).

ただし、この方法はやや手間がかかり、毎回HTMLを書く必要があるため、簡便とは言えません。

今後の見通しと対策まとめ

  • OneDriveがリンク形式を改変し続けると、Thunderbird側で対応が難しい
  • アドオンや設定変更だけでは元の動作を完全に再現できない可能性がある
  • どうしてもフォルダ名リンクにしたい場合は、HTML編集を取り入れるかOutlookやWordと連携してから送信するなど別のルートを検討

まとめ

ThunderbirdでOneDriveの共有リンクが貼り付けられなかったり、フォルダ名付きリンクにならない原因は、OneDrive側のリンク仕様変更とThunderbirdのリンク認識仕様の変化による可能性が高いです。

現在のところ、それを回避する確実な設定はなく、HTML編集や他のメールクライアント使用などを検討するのが現実的な対策と言えます。

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