自宅のWi-Fiを1ギガから10ギガに変更する際、ルーターと中継機を変更すべきかどうかという疑問は多くの方が持つ問題です。特に、現在お使いのルーターや中継機がどのような性能を持ち、どうアップグレードすべきかについて詳しく解説します。
1. 10ギガ対応ルーターへの変更
まず、10ギガ対応のインターネットサービスを利用するためには、Wi-Fiルーターがその速度に対応している必要があります。現在お使いの「TP-Link Archer AX73V」は、Wi-Fi6(802.11ax)に対応しており、最大で4804 Mbps(5GHz帯)+574 Mbps(2.4GHz帯)の速度をサポートします。このルーター自体は、高速インターネット接続に対応しているため、十分に10ギガ接続をサポート可能です。
2. 中継機の性能と10ギガ対応の必要性
次に、Wi-Fiの範囲を広げるために使用する中継機が10ギガ対応であるかどうかを確認することが重要です。お使いの中継機「バッファロー Wi-Fi 6 中継機 WEX-5400AX6/N」は、Wi-Fi 6に対応し、最大速度は4803 Mbps + 573 Mbpsですが、Wi-Fi 5対応の中継機「TP-Link RE330」は、最大速度が1200 Mbpsと遅めです。このように、中継機がWi-Fi 5対応だと、10ギガ回線の最大速度を十分に活かせません。
したがって、Wi-Fi 6対応の中継機にアップグレードすることで、より高速で安定した接続を確保できます。
3. 中継機を変更する理由
Wi-Fi 6対応の中継機を使用しない場合、ルーター自体が10ギガ対応であっても、通信速度のボトルネックとなる可能性があります。これを避けるために、Wi-Fi 6またはそれ以降の規格に対応した中継機に変更することで、より高速なインターネット接続を提供できます。
4. まとめ: 快適なインターネット環境のために
Wi-Fi 6対応のルーターは、10ギガ回線の速度を十分に活用するための重要な設備です。しかし、インターネット接続の速度と安定性を最大限に引き出すためには、中継機もWi-Fi 6以上に対応する必要があります。これにより、家中どこでも高速インターネットを享受することができ、快適なオンライン体験を提供します。
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