IPOE方式のドコモ光アンドラインでIPv6しか使えない問題の解決方法

インターネット接続

最近、IPOE方式でドコモ光アンドラインに乗り換えた際にIPv6しか使えず、困っているという方が増えてきています。特に、GE-ONU、RX-600MI、TP-LINK AX1800などを使っている場合に、IPv6のみ接続できてIPv4接続ができないという問題が発生することがあります。この記事では、この問題を解決する方法について詳しく解説します。

IPOE方式とは?

まずは、IPOE方式について理解を深めましょう。IPOE(IP over Ethernet)方式は、光回線を利用するインターネット接続の一つで、これにより従来のPPPoE方式と比べて、より高速で安定した接続が可能となります。ドコモ光アンドラインでは、主にIPOE方式が採用されており、これによってIPv6接続が優先されることがあります。

IPv6しか使えない原因

ドコモ光アンドラインでIPv6しか使えない場合、いくつかの原因が考えられます。最も一般的な原因としては、以下のものがあります。

1. ルーターの設定

ルーター(例えばTP-LINK AX1800)がIPv4に対応していない設定になっている可能性があります。IPOE方式を使用している場合、IPv6接続が優先されることがあり、IPv4接続が無効化されることがあります。ルーターの管理画面にアクセスして、IPv4設定が有効かどうかを確認してください。

2. ONU設定

GE-ONU(光回線終端装置)の設定によっても、IPv6接続のみが有効になることがあります。ONUの設定がIPv6専用になっている場合、IPv4接続を使うためにはONUの設定変更が必要です。ONUの設定が正しいかどうかも確認しましょう。

3. インターネットプロバイダの設定

ドコモ光アンドラインのインターネット接続がIPOE方式であっても、インターネットプロバイダ側の設定がIPv6優先になっている場合があります。この場合、プロバイダに問い合わせて、IPv4接続が可能かどうか確認してみることが重要です。

解決方法:IPv6とIPv4の切り替え

IPv6のみ接続できる状態を改善するための方法をいくつかご紹介します。

1. ルーター設定の確認と変更

まずは、TP-LINK AX1800などのルーターにアクセスし、IPv4が有効になっているか確認します。もし無効であれば、IPv4を有効化することでIPv6とIPv4の両方を使用できるようになります。管理画面で「IPv6設定」や「IPv4設定」の項目を確認し、必要な設定を変更しましょう。

2. ONU設定の確認と変更

GE-ONUの設定も確認し、IPv6とIPv4の両方が有効になっているかをチェックします。場合によっては、ONUの設定を変更する必要があります。ONUの設定画面にアクセスし、「IPv4/IPv6切替」オプションを有効にすることで、両方の接続を利用できるようになる場合があります。

3. プロバイダに問い合わせる

プロバイダに直接問い合わせて、IPv4接続の設定がされているか確認することも一つの方法です。もし、プロバイダ側でIPv4接続が無効になっている場合、設定変更をお願いすることができます。

まとめ

IPOE方式のドコモ光アンドラインでIPv6のみ接続できる問題は、主にルーターの設定、ONUの設定、またはインターネットプロバイダの設定に起因することが多いです。これらを確認し、設定変更を行うことで、IPv4接続も利用できるようになります。上記の解決方法を試し、快適なインターネット接続を楽しんでください。

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