Wi-Fi6やWi-Fi7に対応したルーターの接続方法と設定のポイント

インターネット接続

現在Wi-Fi5(802.11ac)対応のAG20Rを使用している方が、Wi-Fi6やWi-Fi7に対応したルーターを接続したい場合、どうすればそれらの高速通信を活用できるのか、また、ルーターモードとブリッジモードの設定についても詳しく解説します。

1. Wi-Fi6やWi-Fi7の利用に関して

Wi-Fi6(802.11ax)やWi-Fi7(802.11be)は、Wi-Fi5に比べて高速な通信速度を提供し、多くのデバイスが同時に接続しても安定した通信を実現します。しかし、AG20RがWi-Fi5までしか対応していないため、このルーター自体がWi-Fi6やWi-Fi7の速度をサポートすることはありません。ですが、Wi-Fi6やWi-Fi7に対応した新しいルーターを導入することで、これらの規格を活かした通信が可能になります。

2. 既存のAG20Rに新しいルーターを接続する方法

新しいWi-Fi6やWi-Fi7対応のルーターをAG20Rに接続しても、Wi-Fi5の性能しか発揮できません。新しいルーターを接続することで、Wi-Fi6やWi-Fi7の恩恵を受けるためには、AG20Rをルーターとして使わず、ブリッジモード(アクセスポイントモード)に設定することが重要です。

2.1 新しいルーターの設定方法

新しいWi-Fi6やWi-Fi7ルーターを接続する際には、まずAG20Rをブリッジモードに設定し、インターネット接続を新しいルーターに引き渡す形にします。この方法では、AG20Rがインターネットのルーター機能を持たず、Wi-Fi6やWi-Fi7対応のルーターが通信速度と安定性を提供することになります。

3. ルーターモードとブリッジモードの違い

Wi-Fiネットワークの設定には、ルーターモードとブリッジモードの2つの主要な選択肢があります。

3.1 ルーターモード

ルーターモードでは、AG20Rがインターネット接続の管理を行い、接続されるすべてのデバイスにIPアドレスを割り当てます。このモードでは、AG20Rがルーターとして機能するため、他のルーターやアクセスポイントを追加する必要がありません。

3.2 ブリッジモード

ブリッジモード(またはアクセスポイントモード)では、AG20Rはインターネット接続のルーター機能を停止し、接続されるデバイスにインターネット接続を提供する役割を、新しいルーターに任せます。このモードを使用すると、新しいWi-Fi6やWi-Fi7ルーターが通信性能を担当し、AG20Rは単なる中継点として機能します。

4. 設定手順と注意点

AG20Rをブリッジモードに設定し、新しいWi-Fi6やWi-Fi7ルーターを活用するための手順は以下の通りです。

4.1 AG20Rのブリッジモード設定

1. AG20Rの管理画面にログインします。
2. 設定メニューから「ネットワーク設定」を選択し、「ブリッジモード」を有効にします。
3. 必要な設定(IPアドレスの設定など)を確認し、変更を保存します。

4.2 新しいWi-Fi6やWi-Fi7ルーターの設定

1. 新しいルーターの管理画面にアクセスし、Wi-Fi6またはWi-Fi7の設定を確認します。
2. 適切なSSID(Wi-Fi名)とパスワードを設定し、接続されるデバイスがスムーズに利用できるようにします。

5. まとめ

Wi-Fi6やWi-Fi7の性能を活かすためには、AG20Rをブリッジモードに設定し、新しいルーターを適切に設定することが重要です。これにより、最新のWi-Fi規格の恩恵を最大限に受けることができます。設定が完了すれば、安定した高速通信が可能となります。

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