親がiCloudにサインインした場合、どんなことができるのか？

親があなたのApple IDのパスワードを使ってiCloudにサインインした場合、どのような操作が可能になるのでしょうか？この記事では、iCloudにサインインされた場合に親が行える操作やそのリスクについて解説します。

iCloudへのサインインでできること

iCloudにサインインした場合、親ができることにはいくつかの重要な操作があります。まずは、その中でも主な操作を見ていきましょう。

iCloudバックアップの管理: iCloudに保存されているバックアップデータを閲覧したり、バックアップの復元ができます。
Find My iPhone（iPhoneを探す）: 「iPhoneを探す」を使って、あなたのiPhoneの位置を追跡したり、リモートでデータを削除することができます。
写真やメモのアクセス: あなたがiCloudに保存した写真やメモなどのデータにアクセスすることが可能です。
メール、カレンダー、連絡先の閲覧: iCloudに保存されているメール、カレンダーの予定、連絡先などにアクセスできます。

親がiCloudにサインインすると、上述したようなアクセスが可能となり、あなたのプライバシーが侵害される可能性があります。特に、バックアップデータやiPhoneの位置情報にアクセスされると、個人的な情報が漏れるリスクがあります。

したがって、iCloudのパスワードは他人に教えるべきではありません。万が一、他の人とパスワードを共有する場合は、すぐにパスワードを変更することをお勧めします。

もしすでに親にiCloudアカウントのパスワードを教えてしまった場合、以下の対策を取ることを検討しましょう。

パスワードを変更する: iCloudアカウントのパスワードをすぐに変更しましょう。これにより、他のデバイスやブラウザからのアクセスを防げます。
二段階認証を有効にする: 二段階認証を設定することで、ログイン時に確認コードが必要となり、パスワードだけではログインできなくなります。
「iPhoneを探す」を確認する: iCloudにアクセスされている場合、Apple IDの「iPhoneを探す」機能を利用して、リモートで位置を確認したり、データを消去することができます。