さくらインターネットのPHP7.4以上にアップデート後、WordPressの画面が「このページは動作していません」と表示され、更新できないという問題に直面することがあります。この問題は、PHPのバージョンやサーバー設定の違いによって発生することが多く、解決策を知っておくと役立ちます。この記事では、その原因と解決策について詳しく解説します。
PHPのバージョンによる影響とは
PHPは、WordPressの動作に不可欠な役割を果たしています。しかし、PHPのバージョンが新しくなると、古いプラグインやテーマが正常に動作しなくなることがあります。特に、PHP7.4以上では、互換性がないコードや関数が原因でエラーが発生することがあります。
たとえば、PHP7.4では非推奨となった関数や、新しいセキュリティ対策が導入されることで、WordPressが動作しないことがあります。これを解決するには、まずは使用しているプラグインやテーマが最新バージョンであることを確認する必要があります。
問題解決のためのチェックポイント
問題が発生した場合、まず以下のポイントを確認してみましょう。
- PHPバージョンが7.4以上になっているか確認
- WordPress本体、プラグイン、テーマが最新バージョンか確認
- エラーログを確認し、具体的なエラー内容を特定
これらのチェックを行うことで、問題の原因を絞り込むことができます。次に、具体的な解決策を紹介します。
PHPバージョンを7.4以上に更新後の対処法
さくらインターネットのサーバーでPHPのバージョンを7.4以上に更新した後、WordPressが「動作していません」と表示される場合、以下の手順を試してみてください。
- プラグインの無効化: サーバー上でFTPにアクセスし、wp-contentフォルダ内のpluginsフォルダ名を変更してプラグインを一時的に無効化します。
- テーマのデフォルト設定: wp-content/themesフォルダにある現在のテーマを確認し、デフォルトテーマ(例:Twenty Twenty)に変更します。
- エラーログの確認: サーバーのエラーログを確認して、どのプラグインやテーマが原因であるかを特定します。
これらの手順を試した後、再度サイトにアクセスして動作を確認してください。
エラーメッセージを確認して問題を特定する方法
「このページは動作していません」というエラーメッセージが表示される原因は、PHPエラーによるものが多いため、エラーログを確認することが非常に重要です。
さくらインターネットのコントロールパネルでPHPエラーログを有効化し、エラーメッセージをチェックする方法を紹介します。ログに記録されたエラー内容から、どの部分が問題となっているかを確認できるため、適切な対策を講じることができます。
まとめ
PHP7.4以上にアップデートした後、WordPressが「このページは動作していません」と表示される問題は、主にプラグインやテーマの非互換性が原因です。エラーログを確認し、プラグインやテーマの最新バージョンを適用することで、問題は解決できることが多いです。また、問題が発生した場合は、サーバー設定やPHPのバージョンも再確認することをお勧めします。
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