Outlook 2021で個人用フォルダにパスワードを設定すると、起動時に2回パスワードの入力が求められるという問題に直面することがあります。これは、Outlookがパスワードを2度求める仕様に起因するものですが、解決方法はあります。この記事では、この問題を解決する方法を紹介します。
問題の原因
Outlook 2021では、個人用フォルダ(PSTファイル)にパスワードを設定すると、特に複数のフォルダを利用している場合に、2回同じパスワードを要求されることがあります。これに対して、1回だけの入力にする方法は設定にあります。
解決方法:パスワードを1回だけ入力させる設定
Outlook 2021でパスワードを1回だけ求めさせるには、以下の手順を試してください。
- Outlookを開き、上部の「ファイル」タブをクリックします。
- 「アカウント設定」から「アカウント設定」を選択します。
- 「データファイル」タブに移動し、対象の個人用フォルダ(PSTファイル)を選択します。
- 「設定」をクリックし、次に「セキュリティ」タブを選択します。
- 「パスワードの保存」をチェックして、パスワードを保存します。
これにより、Outlookが起動時にパスワードを1回だけ要求するようになります。もし、これがうまくいかない場合、Outlookの設定に問題がある可能性もあるため、再度設定を確認してください。
パスワードを削除してみる
もし上記の方法で解決しない場合、パスワードを一時的に削除して、Outlookを再起動し、その後再度設定し直すことも効果的です。パスワードを設定し直すことで、システムが新しいパスワードを正しく認識し、1回だけの入力で済むようになることがあります。
まとめ
Outlook 2021で個人用フォルダにパスワードを設定した際に、2回入力を求められる問題は設定を変更することで解決できます。「パスワードの保存」オプションを使い、パスワードを1回だけ求められるように設定することで、この問題を防げます。それでも問題が解決しない場合は、パスワード設定の再確認や、Outlookの修復を試みてください。
コメント