Facebookメッセンジャーでエンドツーエンド暗号化が有効になっている場合、そのメッセージは送信者と受信者のみが見ることができ、第三者から内容が覗かれることはありません。この記事では、エンドツーエンド暗号化がどのように働くのか、また、誰がその設定を行うことができるのかについて解説します。
エンドツーエンド暗号化とは?
エンドツーエンド暗号化は、メッセージが送信者から受信者に届くまでの間に、他の誰もその内容を読むことができないようにする技術です。これにより、メッセージ内容は送信者と受信者のデバイスだけで暗号化および復号化されます。Facebookメッセンジャーでも、この暗号化技術が採用されています。
この機能は、特定のメッセージに対してのみ適用されるため、通常の会話の中でエンドツーエンド暗号化が有効になるかどうかは、メッセージの設定によって異なります。
エンドツーエンド暗号化の設定方法
Facebookメッセンジャーでエンドツーエンド暗号化を有効にするためには、個別のチャット設定を行う必要があります。通常のメッセージが暗号化されるわけではなく、暗号化が必要な会話については、個別に「秘密の会話」モードを選択する必要があります。
秘密の会話を開始するには、メッセージ画面で「情報」アイコンをタップし、「秘密の会話を開始」を選択します。この設定を行うことで、双方のデバイスにおいてのみ内容が見られるようになります。
相手が設定したエンドツーエンド暗号化
質問にあるように、相手が設定した場合でも、あなたの方でその暗号化されたメッセージを見ることは可能です。ただし、秘密の会話は相手が設定した場合でも、あなたがその設定を受け入れる形になります。
「あなたのキー、相手のキー」という表示は、メッセージが正常に暗号化されていることを示しており、送信者と受信者の両方にのみ、その内容が解読可能であることを証明しています。このキーは、メッセージが正しく暗号化されていることを確認するための目印です。
エンドツーエンド暗号化が有効にならない場合
もしエンドツーエンド暗号化が設定されていない場合、メッセージは通常の方式で送信され、Facebookのサーバーで処理されます。そのため、送信者と受信者以外にもメッセージ内容を取得することができます。
相手が設定を変更した場合でも、その変更内容が反映されるには時間がかかることがあり、再度確認する必要があるかもしれません。
まとめ
Facebookメッセンジャーのエンドツーエンド暗号化は、秘密の会話として設定されたメッセージにのみ適用されます。相手がこの機能を設定すれば、あなたのLINEや他のアカウントで確認することはできませんが、特定のキーが表示されることで、そのメッセージが暗号化されていることを確認できます。設定を行っていることがわかる場合、セキュリティが高いことを意識したやり取りをすることが重要です。
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