ウェブサイトを調べていると、その作成年を知りたい時がありますが、サイトのフッターやページ上に記載がないこともあります。そんな時、どうやってウェブサイトが作成された年を調べることができるのでしょうか?この記事では、WHOIS以外でサイトの作成年を調べる方法をいくつか紹介します。
1. サイトの最初の投稿や記事の投稿日を調べる
サイトの作成年を調べる方法の一つは、そのサイトに最初に投稿された記事やページの投稿日を確認することです。多くのブログやニュースサイトでは、各記事に投稿日が表示されています。これを確認することで、サイトがいつ始まったのかの目安がつかめます。
サイト上の「アーカイブ」や「過去の記事」などのセクションから、最も古い記事を見つけることができます。記事の日付はサイトが公開された年を示す場合があります。
2. サイトのソースコードを確認する
ウェブサイトのHTMLソースコードには、作成日や更新日の情報が含まれていることがあります。特に、<meta>
タグにサイトに関するメタデータが格納されていることがあり、その中に「created」や「date」などの情報が含まれていることがあります。
ブラウザで「右クリック → ページのソースを表示」や「Ctrl + U」を押してソースコードを確認し、<meta>
タグ内に作成日や公開日が記載されていないか探してみましょう。
3. Internet ArchiveのWayback Machineを利用する
Internet Archiveの「Wayback Machine」は、ウェブサイトの過去のバージョンをアーカイブしているサービスです。このツールを使うことで、ウェブサイトの過去の状態を確認することができ、いつ公開されたのか、最初のページがどのように見えたのかを調べることができます。
Wayback Machineにアクセスし、サイトのURLを入力することで、そのサイトがいつ初めてキャプチャされたのかを確認できるので、作成年の手がかりが得られることがあります。
4. サイトのドメイン名登録日を調べる
ドメイン名の登録日は、サイトがインターネットに公開された時期を知る手がかりとなります。ドメイン名を取得した年が必ずしもサイトの作成年と一致するわけではありませんが、少なくともそのドメインが取得された年を知ることができます。
ドメインの登録日を調べるには、WHOIS情報を利用せずに、例えば「DomainTools」や「ICANN」などの公開サービスを使って、ドメインの登録情報を調べることができます。
5. サイトのコンテンツ管理システム(CMS)を確認する
ウェブサイトがWordPressなどのコンテンツ管理システム(CMS)を使用している場合、CMSが生成する特定のURLパターンや、テーマのファイルに作成日が記録されていることがあります。
例えば、WordPressサイトでは、テーマファイルやプラグインの更新日などがコード内に記載されていることがあるため、これを利用してサイトがいつ作成されたのかを推測することができます。
6. まとめ
サイトの作成年を調べるためには、WHOIS以外にも様々な方法があります。最初の記事の日付やソースコード、Wayback Machineなどを使って、作成年を推測することができます。これらの手段を活用することで、必要な情報を効率的に得ることができるでしょう。
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