Googleドライブの容量に関する質問はよくありますが、特に無料版と共有ドライブの容量の違いについて理解しておくことが大切です。この記事では、無料版のGoogleドライブの最大容量や、共有ドライブの容量制限について解説します。
無料版Googleドライブの最大容量
Googleドライブの無料版では、基本的に15GBの容量が提供されます。この容量は、Googleアカウントに紐づいたすべてのサービスに共通して適用されます。つまり、GmailやGoogleフォト、Googleドライブ内のファイルすべてがこの15GBに含まれます。
このため、無料版Googleドライブで15GBを超えるデータを保存しようとすると、追加の容量を購入するか、不要なデータを削除する必要があります。しかし、Googleドライブ内でのファイル管理は非常に直感的で、容量を効率的に管理するためのツールも充実しています。
共有ドライブの容量制限
共有ドライブ(以前は「チームドライブ」と呼ばれていた)に関しては、少し異なるルールが適用されます。共有ドライブの容量は、基本的にそのドライブを作成したユーザーが提供するGoogle Workspaceのプランに依存します。無料版のGoogleドライブには共有ドライブはありませんが、Google Workspaceを契約している場合は、チームメンバーで共有ドライブを作成し、ファイルを保存することができます。
Google Workspaceのユーザーには、共有ドライブの容量に制限はなく、企業や団体で使用することを前提にしているため、大容量の保存が可能です。
共有ドライブが複数ある場合の容量について
質問にあったように、「同じメンバーの共有ドライブを複数作れば、容量を増やせるのか?」という点についてですが、共有ドライブの容量は基本的に1つのドライブに対して割り当てられた制限があり、複数の共有ドライブを作っても、個別の容量制限は適用されません。つまり、無料版のGoogleドライブやGoogle Workspaceのプランであれば、追加の容量を得ることはできません。
ただし、Google Workspaceのビジネスプランを使用している場合、会社や団体向けに提供される大容量ストレージを利用できます。複数の共有ドライブを作成した場合でも、それぞれのドライブに対して個別にストレージを提供するわけではなく、全体で提供されるストレージ量が制限となります。
まとめ
無料版Googleドライブでは、15GBの容量が提供されます。この容量は、GmailやGoogleフォトなど、Googleアカウントに関連するすべてのサービスに共通しています。共有ドライブについては、Google Workspaceを契約している場合に利用可能で、プランに応じて容量が提供されます。複数の共有ドライブを作成しても、それぞれのドライブに個別の容量を割り当てることはできません。ストレージ容量が足りなくなった場合は、追加のプランを購入するか、不要なファイルを整理することが必要です。
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