Google PhotosにバックアップしたRAW写真をダウンロードすると、画像が圧縮されてガビガビ(モザイクのよう)になってしまうという問題について、原因と解決方法を解説します。特に設定を変更したわけではないという方に向けて、画像がきちんとダウンロードされるようにするための対処法を紹介します。
1. RAW写真が圧縮される原因
RAW写真をGoogle Photosにアップロードすると、自動的にJPEGに圧縮されることがあります。これは、Google Photosが標準で画像サイズを小さくするため、容量の節約を目的とした圧縮処理を行うためです。
特に、Google Photosが自動的に画像を圧縮する設定がオンになっている場合、RAW形式のファイルをオリジナルのまま保管しておいても、ダウンロード時に圧縮されたJPEGファイルを受け取ることがあります。
2. Google Photosの「高画質」設定を確認する
Google Photosの設定において「高画質」または「オリジナル画質」など、画質に関するオプションがあります。もし「高画質」設定で写真が保存されていると、画像の圧縮が行われるため、RAWファイルでも高画質設定で保存され、ダウンロード時に圧縮される可能性があります。
「オリジナル画質」に設定しておけば、ダウンロード時に圧縮が行われず、オリジナルのRAWファイルがそのまま保存されるはずです。Google Photosの設定画面で確認してみましょう。
3. オリジナル画質で保存する方法
Google PhotosでRAW写真を「オリジナル画質」で保存するには、まずアップロードする際に「オリジナル画質」の選択肢を選んでください。
また、ダウンロード時に「オリジナル画質」の写真を取得するためには、Google Photosから写真を選択し、ダウンロードのオプションで「オリジナル画質」を選んでください。これにより、圧縮されずに元の画質でダウンロードできます。
4. Google Photosのストレージ設定を確認する
Google Photosのストレージ設定において、「ストレージの圧縮設定」が関わってくることもあります。この設定がオンになっている場合、ファイルが自動的に圧縮されることがあります。特に無料プランの場合、ストレージを節約するために画像が圧縮されることが多いため、有料プランに変更することを検討するのも一つの方法です。
有料プランにアップグレードすることで、RAW写真をそのままアップロードし、オリジナルの品質を保つことが可能になります。
5. まとめ
Google PhotosでRAW写真をダウンロードした際に圧縮される問題の原因は、「高画質」設定や「ストレージ圧縮設定」が関わっている場合があります。解決するためには、Google Photosの設定で「オリジナル画質」を選択することが重要です。また、無料プランの場合は、圧縮が行われる可能性があるため、有料プランへのアップグレードも検討してみてください。
コメント