カスペルスキー プレミアムを使用している際に、アドウェアが検出されることがあります。その際に、「問題を解決する」ボタンを押すと、除去や除外の選択肢が表示されることがあります。このような場合、実際にどのような状態なのか、そして適切な対応方法について解説します。
カスペルスキー プレミアムでアドウェアが検出された場合
カスペルスキー プレミアムは、ウイルスやマルウェア、アドウェアを検出し、リアルタイムで保護する機能を提供しています。アドウェアが検出されると、通知が表示され、ユーザーに対して対応を促すメッセージが表示されます。
アドウェアがSDカード内の「〇〇.exe」などのファイルに対して検出された場合、カスペルスキーはそのファイルを即座にブロックまたは隔離します。通知には、「問題を解決する」というボタンが表示され、ユーザーはその後に「除去する」または「除外する」の選択肢を選ぶことができます。
除去と除外の選択肢について
「除去する」とは、カスペルスキーがそのアドウェアファイルを完全に削除する操作です。一方で、「除外する」は、検出されたファイルを今後検出しないように、除外リストに追加することを意味します。除外する操作は、通常、安全なファイルや誤検出の可能性がある場合に選択します。
「除去する」を選択した場合、そのファイルは完全に削除されるため、システム上には残りません。除外した場合は、アドウェアが再度検出されることなく、以後は無視されますが、セキュリティリスクが残る可能性があるため注意が必要です。
通知表示後の状態はどうなるのか?
「除去できませんでした」というメッセージが表示された場合、そのファイルがすでに隔離されている可能性があります。隔離されている場合、実行されることなく、ユーザーが操作を行うまでそのままの状態で保護されています。
カスペルスキーの「ファイル保護」設定が「自動処理」に設定されている場合、ファイルは自動的に隔離されるため、実行可能な状態ではなくなっています。もし「除去する」を選択しても、すでに隔離されているため、問題は解決されます。
適切な対応方法
もしアドウェアが検出された場合、まずはカスペルスキーが提供する「自動処理」に任せるのが最も安全です。通常、隔離されたファイルはそのまま保護されており、実行されることはありません。
「除去する」を選択することで、問題を完全に解決できますが、重要なファイルや誤検出の可能性がある場合には、「除外する」を選択する前に慎重に判断することが必要です。もし不安な場合は、カスペルスキーのサポートを利用するのも一つの方法です。
まとめ
カスペルスキー プレミアムは、アドウェアなどの脅威からPCを保護する強力なセキュリティソフトですが、通知メッセージが表示された際の対応方法には注意が必要です。検出されたファイルは隔離されている場合が多く、「除去する」で問題を完全に解決できます。重要なファイルに対しては慎重に対応し、適切な判断を行うことが大切です。
コメント