PCゲームは問題なくプレイできるのに、Google ChromeやYouTubeなどのウェブサイトが使えないという問題に直面することがあります。このような状況では、接続設定やソフトウェアの問題が影響していることが考えられます。この記事では、Wi-Fiの中継機を使って有線接続している環境での対処方法を紹介します。
インターネット接続の基本的な確認
まず最初に確認すべきことは、インターネット接続自体が正常であるかどうかです。PCゲームがプレイできるということは、インターネット接続は確立されていますが、ウェブブラウザが正常に動作しない場合、DNS設定やプロキシ設定に問題があるかもしれません。
まずは、Wi-Fiや有線接続に関して問題がないか、他のデバイス（スマホや別のPCなど）でウェブサイトが閲覧できるかを確認してみましょう。これにより、接続自体に問題がないことを確認できます。
DNS設定の確認と変更
インターネットに接続できているにも関わらず、特定のウェブサイトにアクセスできない場合、DNS（Domain Name System）の設定に問題があることが考えられます。DNSは、ウェブサイトの名前をIPアドレスに変換する仕組みです。
DNS設定を確認し、Google Public DNS（8.8.8.8や8.8.4.4）などの信頼できるDNSサーバーに変更することが推奨されます。これにより、ウェブページの読み込み速度が向上する場合もあります。
ブラウザのキャッシュと設定の確認
Google ChromeやYouTubeに問題がある場合、ブラウザのキャッシュやクッキーが影響している可能性もあります。キャッシュが蓄積されすぎると、ページの読み込みに不具合が生じることがあります。
ブラウザの設定から「キャッシュの削除」や「クッキーの削除」を実行し、その後再度ウェブサイトにアクセスしてみてください。また、ブラウザ拡張機能が問題を引き起こしている場合もあるので、一時的に拡張機能を無効化してみるのも有効です。
ルーターやモデムの再起動
すでに試しているかもしれませんが、ルーターやモデムの再起動は、接続の問題を解決するための基本的かつ効果的な方法です。再起動により、IPアドレスのリセットやキャッシュのクリアが行われ、問題が解消することがあります。
再起動後に、再度ブラウザやYouTubeが正常に動作するかを確認してみてください。もし問題が続く場合は、ルーターの設定やファームウェアのアップデートを検討することをおすすめします。
ネットワーク設定とファイアウォールの確認
場合によっては、PCのネットワーク設定やファイアウォールが原因で特定のウェブサイトにアクセスできないことがあります。特に、ネットワークが制限されている環境（例えば、企業や学校など）では、セキュリティ設定が原因で特定のサイトへのアクセスが制限されていることもあります。
ネットワーク設定でDNSサーバーやプロキシサーバーの設定を確認し、必要に応じて設定を変更しましょう。また、PCのファイアウォールやセキュリティソフトの設定がウェブサイトへのアクセスをブロックしていないかもチェックしましょう。
まとめ
PCゲームは問題なくプレイできるのに、Google ChromeやYouTubeなどのウェブサービスが使えない場合、ネットワーク設定やブラウザ設定に問題がある可能性があります。まずはDNS設定の確認やキャッシュ削除、ルーターやモデムの再起動を試みて、問題が解決しない場合はネットワーク設定やファイアウォールの確認を行いましょう。それでも解決しない場合は、ISP（インターネットサービスプロバイダー）への問い合わせを検討することが重要です。
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