YouTubeでゲーム実況をアップロードする際、特に動きの速いゲームでは、投稿後に画質が大きく低下してしまうことがあります。その理由は、YouTubeが動画をエンコードする際に、低画質なAVC1コーデックに変換されるためです。これを回避するために、フルHD動画を敢えて4KやWQHDに書き出してからアップロードする方法が効果的だと言われています。
1. YouTubeのエンコードとコーデックについて
YouTubeでは動画をアップロードする際に自動でエンコードされます。このエンコードの際に、フルHD(1080p)の動画はAVC1というコーデックに変換されてしまい、画質が低下することがあります。これに対して、4KやWQHDの解像度でアップロードすることで、YouTubeが使用するコーデックがVP9に変わり、より高画質なままで動画を視聴できるようになります。
2. ゲーム実況動画での解像度変更
では、ゲーム実況動画をアップロードする際、必ずしも4KやWQHDに編集して書き出す必要があるのでしょうか?特にSwitchのゲームなど、フルHDまでしか対応していないゲームの場合、わざわざ解像度を上げる必要があるのか疑問に思う方も多いでしょう。
実際、フルHDのままでアップロードする方も多いですが、動きの速いゲームやアクションが多いゲームでは、アップロード後に画質がガビガビになってしまうことがあります。この問題を解消するために、動画をアップロード前にWQHDや4Kに変換する方法が有効とされています。
3. フルHDでのアップロード vs 4K/WQHDでのアップロード
フルHDでのアップロードでも十分に視聴できる場合がありますが、画質が気になる方や、できるだけ高画質を維持したい場合は、4KやWQHDに変換してからアップロードするのが理想的です。
特に高画質を維持するためには、エンコード時にVP9コーデックを使用する必要があります。4KやWQHDの解像度でアップロードすることで、YouTube側がVP9コーデックを適用し、画質がより高くなります。
4. ゲーム実況動画を高画質でアップロードするためのポイント
ゲーム実況動画の画質を向上させるために、いくつかのポイントを押さえておくと効果的です。まず、動画を編集する際に解像度を上げることを検討しましょう。また、圧縮率やビットレートも画質に影響を与えるため、適切な設定を選ぶことが重要です。
次に、動画編集ソフトを選ぶ際には、YouTubeで推奨されている設定をサポートしているものを選びましょう。これにより、YouTubeにアップロードした際に最適な画質を確保できます。
5. まとめ
YouTubeでゲーム実況を高画質でアップロードするためには、フルHDでのアップロードを避け、4KやWQHDで書き出してアップロードすることが効果的です。これにより、YouTube側がVP9コーデックを使用し、画質の低下を防ぐことができます。ゲームの種類や動画の内容に応じて、最適な解像度を選び、画質を維持するようにしましょう。
コメント