iCloud+の「メールを非公開」機能を利用すると、個人のメールアドレスを公開せずに、Appleが生成したランダムなメールアドレスを使用してメールの送受信が可能です。これにより、プライバシーを保護しつつ、さまざまなサービスとの連絡を行うことができます。
「メールを非公開」で送信されたメールの受信者側の表示
受信者がiCloud+の「メールを非公開」機能を使用して送信されたメールを受け取ると、差出人のメールアドレスは通常のiCloudメールアドレスではなく、Appleが生成したランダムなメールアドレス（例：xxxxx@privaterelay.appleid.com）として表示されます。これにより、送信者の本来のメールアドレスは相手に知られることはありません。
返信時の挙動と注意点
受信者がそのメールに返信すると、返信先のメールアドレスも同じくランダムなメールアドレス（例：xxxxx@privaterelay.appleid.com）となります。これにより、送信者の本来のメールアドレスは引き続き相手に知られることはありません。
ただし、送信者が「メールを非公開」機能を使用してメールを送信する際、メール作成画面で「差出人」フィールドをクリックし、「メールを非公開」を選択する必要があります。これにより、そのメールに対する返信もランダムなメールアドレスを使用して行われます。もしこの設定を忘れると、返信時に本来のメールアドレスが使用される可能性がありますので、注意が必要です。
「メールを非公開」機能の管理と設定
「メールを非公開」機能で生成されたランダムなメールアドレスは、iCloud.comの「メールを非公開」セクションから管理できます。ここでは、新しいメールアドレスの作成、既存のメールアドレスの編集、転送先アドレスの設定などが可能です。転送先アドレスを設定することで、受信したメールを指定したメールアドレスに転送することができます。
また、不要になったメールアドレスは無効化することもできます。これにより、特定のサービスからのメールを受け取らないようにすることができます。
まとめ
iCloud+の「メールを非公開」機能を利用することで、個人のメールアドレスを公開せずに、さまざまなサービスとの連絡を行うことができます。返信時にもランダムなメールアドレスが使用されるため、プライバシーを保護することができます。ただし、メール作成時に「差出人」フィールドで「メールを非公開」を選択することを忘れないようにしましょう。これにより、返信時にもランダムなメールアドレスが使用され、プライバシーを保護することができます。
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