YouTubeに投稿したマリオカートワールドの動画で、1080p60の画質で録画したはずなのに、他の動画より画質が悪いと感じることはありませんか?本記事では、OBSやDavinci Resolveを使って録画・書き出しした動画の画質低下の原因と、改善方法について解説します。
1. YouTubeにおける画質の圧縮
YouTubeに動画をアップロードする際、どんなに高画質で録画しても、YouTube側で圧縮が行われます。この圧縮処理が原因で、特にビットレートや解像度に違いがあると、他の動画より画質が劣るように見えることがあります。
YouTubeはアップロードされた動画を圧縮して、ストリーミング時に効率的に配信できるようにしますが、この圧縮によって、詳細な部分が失われることがあるのです。
2. OBS設定による画質の影響
OBSで録画する際の設定が画質に大きな影響を与えます。例えば、録画の解像度やビットレートが低いと、録画自体の画質が悪くなり、YouTubeにアップロードしても高画質にはなりません。
録画設定の中で、ビットレートや解像度を適切に設定することが重要です。特に、OBSの「録画設定」でビットレートを高めに設定することで、より鮮明な画質を保つことができます。
3. Davinci Resolveでの書き出し設定の確認
動画編集ソフトのDavinci Resolveで書き出す際にも、画質に影響を与える設定があります。例えば、書き出し時にビットレートを低く設定してしまうと、動画の圧縮が強くなり、画質が低下することがあります。
書き出し設定では、解像度を1920×1080に設定し、ビットレートも高めに設定することで、YouTubeにアップロード後の画質も向上させることができます。
4. YouTubeのエンコード後の画質調整
YouTubeに動画をアップロードした後、実際に表示される画質が少し劣化することがありますが、これにはエンコード設定が影響しています。YouTube側でのエンコード後に画質が最適化されるため、最初にアップロードした段階では1080p60で表示されても、視聴者側で再生すると少し劣化して見えることがあります。
この問題を軽減するためには、YouTubeにアップロードする前に、録画・書き出しの段階で画質をできるだけ高く保つことが重要です。
5. まとめと改善方法
YouTubeにアップロードした動画が他の動画より画質が悪いと感じる理由は、YouTube側の圧縮やOBSの設定、Davinci Resolveでの書き出し設定が影響していることがあります。これらの設定を見直し、ビットレートや解像度を適切に調整することで、動画の画質を改善することが可能です。
具体的には、OBSの設定で高いビットレートを使用し、Davinci Resolveでの書き出し時にビットレートを高めに設定することを心がけましょう。また、YouTubeにアップロードした後は、少し時間をおいて画質の最適化が行われるのを待つことも重要です。
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