マンションなどで部屋を区切られている場合、Wi-Fiの電波が届きにくいことがあります。このような場合にWi-Fi中継機を使って、無線で接続した後、有線でPCを繋げる方法について解説します。また、使用する中継機や通信速度に与える影響についても詳しく説明します。
Wi-Fi中継機を使った有線接続は可能か?
Wi-Fi中継機を使って、無線で接続した後に有線でPCに繋げる方法は十分に可能です。中継機をWi-Fiの範囲内に配置し、その中継機に有線でPCを接続することで、インターネット接続が安定します。
この方法であれば、LANケーブルを引く手間を省き、無線の範囲を拡張することができます。ただし、無線を介して中継機が信号を受け取るため、その通信速度が影響を与えることになります。
Wi-Fi中継機を使用する場合の通信速度への影響
Wi-Fi中継機を使うと、どうしても通信速度に影響が出ることがあります。特に、中継機を使うことで信号が二重に伝送されるため、通信速度が遅くなることがあります。
中継機による速度低下は、使用するWi-Fiルーターの性能や中継機自体の性能にも関係します。NEC WX5400HPのように高性能なルーターを使っている場合でも、中継機が古いモデルであれば、速度が落ちる可能性があります。
おすすめの中継機の選び方
NEC WX5400HPを使っている場合、相性が良い中継機を選ぶことで、Wi-Fiの性能を最大限に引き出すことができます。おすすめの中継機は、同じメーカーの製品を選ぶことです。
例えば、NECの「Aterm WG1800HP」シリーズなどは、相性が良く、安定した接続を提供してくれることが多いです。また、Wi-Fiの規格(Wi-Fi 5やWi-Fi 6)に対応した中継機を選ぶと、今後の通信環境にも対応しやすくなります。
有線接続をするための方法
もしWi-Fiではなく有線でPCを接続したい場合、以下の方法が考えられます。
- パワーラインアダプターの使用:電力線を利用してインターネット接続を行う「パワーラインアダプター」を使うことで、部屋間を有線で繋ぐことができます。
- 長いLANケーブルの使用:部屋が隣接している場合、長いLANケーブルを使って直接接続することも選択肢としてあります。
まとめ
Wi-Fi中継機を使って無線で接続し、その後PCを有線で繋ぐ方法は十分に実現可能ですが、無線の速度が低下する可能性があります。安定した接続を求める場合は、通信速度に影響を与えにくい最新の中継機を選ぶことが重要です。また、有線接続が必要な場合は、パワーラインアダプターや長いLANケーブルを使用することも一つの解決策です。
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