Windows 10からWindows 11にThunderbirdを移行した後、送信済みトレイが表示されない問題が発生した場合、いくつかの原因と解決策があります。この記事では、送信済みトレイが表示されない問題の原因とその対策について解説します。
送信済みトレイが表示されない原因
Thunderbirdで送信済みメールが「送信済みトレイ」ではなく、ローカルフォルダに保存される原因はいくつか考えられます。特に、サーバーの設定やIMAPプロトコルの設定に問題がある場合が多いです。Windowsのバージョンアップや、Thunderbirdの設定変更によって、サーバーとの同期がうまくいかなくなることがあります。
送信済みフォルダの設定を確認する
まず最初に、Thunderbirdの設定を確認しましょう。特に「送信控え」と「特別なフォルダ」の設定を確認することが重要です。以下の手順で設定を確認できます。
- Thunderbirdを開き、メニューから「アカウント設定」を選択
- 「送信控え」セクションで「送信済みトレイ」の設定が正しいか確認
- 「特別なフォルダ」セクションで、送信済みメールがどのフォルダに保存されるか確認
IMAPとPOPの違いを確認
送信済みトレイが同期されない原因として、IMAPとPOPの設定が影響している場合があります。IMAPはサーバー上でメールを管理する方式で、POPはローカルにメールをダウンロードして管理する方式です。もし、IMAP設定でない場合、送信済みのメールがサーバーに反映されないことがあります。
確認するには、アカウント設定でIMAPを選択し、サーバー設定を確認することが必要です。
X-Serverの設定を確認
X-Serverを使用している場合、サーバー側で設定が正しく行われていないと、送信済みトレイの同期がうまくいかないことがあります。X-Serverの管理画面から、IMAPや送信済みトレイの設定が正しいかどうかを確認してください。
まとめ
Thunderbirdの送信済みトレイが表示されない問題は、設定やサーバーとの同期が原因であることが多いです。設定を確認し、IMAPとPOPの違いを理解したうえで、必要な設定を行うことで解決できます。もし問題が解決しない場合は、X-Serverのサポートに問い合わせて、サーバー側の設定を確認することをお勧めします。
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