YouTubeから動画をダウンロードする際、音声トラックが日本語に設定されていても、英語でダウンロードされてしまうという問題が報告されています。これは、YouTubeが自動的に動画の言語を検出し、他言語への吹き替えを生成する「オートダビング」機能が影響している可能性があります。
オートダビング機能とは?
オートダビングは、YouTubeが動画の音声を自動的に別の言語に翻訳し、吹き替えを生成する機能です。これにより、視聴者は多言語で動画を楽しむことができます。動画投稿者側は特別な操作を行わなくても、YouTubeが自動的に吹き替えを生成します。これらの音声トラックが含まれる動画には、「オートダビング」であることが記載されます。
なぜ日本語動画が英語でダウンロードされるのか?
動画のオリジナル音声が英語の場合、YouTubeが自動的に他言語への吹き替えを生成します。これにより、動画の音声トラックが英語でダウンロードされることがあります。特に、Video Download Helperなどのツールでは、オリジナル音声が英語の場合、英語のみがダウンロードされることがあります。
日本語音声でダウンロードするための対策
日本語音声で動画をダウンロードするためには、以下の方法が考えられます。
- 動画の言語設定を確認する:動画の設定で言語が日本語に設定されていることを確認してください。
- オートダビング機能を無効にする:動画投稿者がYouTube Studioでオートダビング機能を無効にすることで、吹き替えが生成されなくなります。
- 別のダウンロードツールを使用する:yt-dlpなどのツールを使用すると、音声トラックを選択してダウンロードすることができます。コマンドプロンプトで「yt-dlp -F 動画のURL」を入力し、表示されたフォーマットから日本語音声のものを選択してダウンロードします。
まとめ
YouTubeから動画をダウンロードする際、音声トラックが日本語に設定されていても、英語でダウンロードされることがあります。これは、YouTubeのオートダビング機能が影響している可能性があります。日本語音声で動画をダウンロードするためには、動画の言語設定を確認し、オートダビング機能を無効にするか、別のダウンロードツールを使用することが有効です。
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