引っ越し後にBIGLOBE光を契約し、Buffalo製ルーターWSR-1166DHPL2/Dを使用している環境で、Netflix再生時にルーターのInternetランプが消灯し、再生が停止する問題が報告されています。また、スマートフォンのWi-Fi接続が不安定になるケースも見受けられます。これらの問題の原因と対処法について解説します。
ルーターとモデムの接続確認
まず、ルーターとモデム（PR-500MI）の接続が正しく行われているか確認してください。LANケーブルがしっかりと接続されているか、また、ルーターのモード設定が適切かを確認することが重要です。Buffaloのルーターでは、背面のスイッチでルーターモードとブリッジモードの切り替えが可能です。モデムにルーター機能がある場合、Buffaloルーターはブリッジモードに設定する必要があります。
ファームウェアの更新
ルーターのファームウェアが最新でない場合、動作が不安定になることがあります。Buffaloの公式サイトから最新のファームウェアをダウンロードし、ルーターを更新してください。ファームウェアの更新手順は、ルーターの管理画面から行うことができます。
IPv6設定の確認
BIGLOBE光では、IPv6オプションを利用することで高速なインターネット接続が可能です。しかし、ルーターの設定が適切でない場合、接続が不安定になることがあります。ルーターの管理画面で、IPv6の設定が「NDプロキシを使用する」または「IPv6ブリッジモード」になっているか確認してください。これにより、IPv6通信が正しく行われるようになります。
Wi-Fiの周波数帯の変更
Wi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯があります。Netflixのような高帯域幅を必要とするサービスでは、5GHz帯の使用が推奨されます。ルーターの管理画面から、5GHz帯のSSIDに接続するよう設定を変更してください。また、ルーターとテレビの距離を近づけることで、信号強度が向上し、接続が安定する可能性があります。
ルーターの再起動と初期化
ルーターの動作が不安定な場合、再起動や初期化を行うことで改善することがあります。再起動は、ルーターの電源を一度切り、数分後に再度入れることで行えます。初期化は、ルーターのリセットボタンを長押しすることで工場出荷時の状態に戻すことができます。ただし、初期化を行うと設定がすべて消去されるため、再設定が必要になります。
まとめ
Netflix再生時にルーターのInternetランプが消灯し、再生が停止する問題は、ルーターとモデムの接続不良、ファームウェアの未更新、IPv6設定の不適切、Wi-Fiの周波数帯の問題など、複数の要因が考えられます。上記の対処法を試しても問題が解決しない場合は、プロバイダーやルーターのサポートセンターに問い合わせることをおすすめします。
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