Google Chromeを使用しているのに、検索するとYahooに飛んでしまうという現象は意外と多くのユーザーが経験しています。これは単にブラウザの初期設定の問題だけではなく、拡張機能や意図しないソフトの影響によることもあります。この記事では、原因とその対処法を詳しく解説します。
Google Chromeの検索エンジンがYahooになる主な原因
Google Chromeでの検索が意図せずYahooになる原因は以下の通りです。
- 検索エンジンの設定がYahooに書き換えられている
- ブラウザの拡張機能(アドオン)による影響
- フリーソフト導入時に一緒に入ったバンドルソフト
- 悪意のあるアドウェアやマルウェア
特に、無料ソフトをインストールした直後に起こることが多いため、心当たりがある方はそこを疑ってみましょう。
検索エンジンをGoogleに戻す方法
Chromeでの検索エンジン設定を確認・修正するには、以下の手順を試してください。
- Chromeの右上「︙」をクリックし、「設定」を開く
- 「検索エンジン」→「アドレスバーで使用する検索エンジン」を確認
- 「Google」が選択されていなければ「Google」を選ぶ
また、「検索エンジンの管理」から、Yahooがデフォルトに設定されている場合は削除または無効にしておくと安心です。
不正な拡張機能やソフトのチェック
Chromeにインストールされている拡張機能が原因の場合、以下の方法で確認できます。
- アドレスバーに
chrome://extensions
を入力してEnter - 見覚えのない拡張機能が有効になっていないか確認
- 不要な拡張機能は「削除」をクリック
加えて、パソコン自体にインストールされた怪しいプログラムも「アプリと機能」からアンインストールしておくと良いでしょう。
マルウェア対策ソフトでスキャン
Chromeの設定を変更しても再びYahooに戻ってしまう場合は、マルウェアに感染している可能性も考えられます。以下のソフトでスキャンしてみましょう。
- Malwarebytes
- AdwCleaner
- Windows Defender(Windows標準搭載)
無料版でも十分に効果がありますので、一度スキャンしてみることをおすすめします。
リセットでも直らない場合の対処
どうしても設定が元に戻ってしまう場合は、Chromeの設定を完全にリセットする方法もあります。
- 「設定」→「リセットとクリーンアップ」→「設定を元の既定に戻す」を選択
リセット後は、必要な拡張機能やブックマークなどを再設定する必要がありますが、安全な状態に戻すことができます。
まとめ
Chromeで検索時にYahooへ飛ぶ原因は、設定の書き換えや拡張機能、マルウェアが関与していることが多くあります。まずは検索エンジン設定を確認し、それでも改善しない場合は拡張機能やセキュリティ対策を行ってみましょう。意図しない設定変更を放置せず、早めに対応することが快適なPCライフの鍵となります。
コメント